06:30 | イザベラ島のホテル Hostal El Rincon De George |
07:20 | イザベラ島で観光 シエラ・ネグラ火山ツアー |
14:00 | イザベラ島のホテル |
2019年5月1日
ガラパゴス滞在4日目です。
そして、イザベラ島滞在2日目です。
昨日はLos Tuneles ツアーに参加しましたが、今日は火山ツアーに参加します!
明日のイザベラ島→サンクリストバル島の飛行機の予約が取れなかったら、時間が無いので、火山ツアーには参加しない予定でした。
しかし、無事に飛行機の予約が取れたので、今日は火山に行けることになったのです。
とても嬉しいです!
6時半
火山ツアーは朝早い出発なので、今日も早起きして朝食を食べます。
このホテル、朝食は屋上で食べることが出来ます!
屋上から海が見えます。
この辺りがイザベラ島の中心地です。
このホテルはとても立地が良いです。
教会がありますね。
席に着くと、ホテルスタッフが朝食を運んできてくれます。
ここの朝食はとても良かったです!
パンが美味しかったです。
写真撮り忘れましたが、卵やベーコンも焼いてくれました。
外に出てツアーのお迎えを待ちます。
ホテルのテラス席で待つことができます。
7時半前にやっとお迎えが来ました。
観光用のドアが無い車です。
風を切りながら走ります。
すぐに大地の様子が変わりました。
なんだか火山っぽい雰囲気です。
8時
火山ツアーのスタート地点に到着です!
霧が出ています。
ここから火山トレッキングがスタートします!
私たちのグループ以外も何組か来ていて、人が結構います。
ここに着く前にガイドさんから水や食料が入ったナップサックをもらいました。
1グループに1つのナップサックなので、モリが背負います。
ガラパゴス諸島の西側にはホットスポットがあり、そのホットスポットで生まれた火山島でガラパゴス諸島は形成されています。
そして島々はプレートに乗って、少しずつ東に移動しています。
そのため、ガラパゴスでは西にある島ほど新しく、東にあるほど古い島なのです。
ガラパゴスの有人島の中で1番西にあるイザベラ島は、有人島の中では1番新しい島で、まだ火山活動がある島です。
他の有人島は火山活動が終わっているようで、有人島で唯一火山トレッキングができるのがイザベラ島なのです。
今いる、この火山はシエラ・ネグラという名前です。
イザベラ島は6つの火山からできた島で、その中でシエラ・ネグラが1番大きな火山です。
ちょっとした説明の看板があります。
シエラ・ネグラの1番最近の噴火は2018年とのことで、去年ではないですか!
おそらく、看板の地図にあるErupcion 2018というのが噴火した場所なのではないでしょうか。
さて、同じグループのメンバーで輪になり、軽く自己紹介をしてから、トレッキングが始まりました。
実は火山ツアーについてのネット情報が少なめだったので、いまいちどんなツアーか分かっていなかったのですが、5時間程歩くツアーみたいです。
歩くのが辛い人用に馬がいます。
ガラパゴスの生き物以外の生き物もいるのですね。
この日は馬に乗る人は誰もいませんでした。
霧がすごくて、肌がベタベタになりますが、雨じゃなくて良かったです。
なんてことはない、歩きやすい道をひたすら歩きます。
この辺は自由に、みんなバラバラで自分のペースで歩きます。
あら。
犬もいます。
9時過ぎ
何かが目の前に…
霧が深くて見えない!
霧が薄くなって、なんだか風景が変わってきました。
巨大なカルデラが現れました!
綺麗なカルデラです!
ここでガイドさんから説明がありました。
ガイド「この火口クレーターは世界で2番目の大きさです!」
直径約10kmあるそうです!
広いです。
ガイド「世界最大はタンザニアのンゴロンゴロです。」
…ちょうど去年のゴールデンウィークに行ったとこじゃないか!
知らなかった!
“クレーター”というと、隕石によってできた凹地というイメージが強いのですが、そもそもクレーターとは円形の凹地形のことで、火山の噴火によってできた凹地もクレーターと呼びます。
つまり火山性クレーターはカルデラということなのですが、一般的には直径2km以内の小さいカルデラをクレーターと呼ぶらしいです。
しかし、ここのカルデラは10kmもあるのにクレーターと呼ばれていますし、さらに大きいンゴロンゴロもクレーターと呼ばれています。
本当のところ定義が分かりません。
ただ、ガイドさんのいう火口クレーターはカルデラ全般を指すのではなく、カルデラのある一種なのでしょう。
その中で世界2位なのかな??
クレーターの撮影をしたら、さらに先に進みます。
犬はここまで…?
この先は着いて来ませんでした。
道がだんだん狭くなっていきます。
10時ごろ
休憩ポイントに到着です。
ツアーによってはここで引き返すか、2018年の噴火口に向かうパターンもあるみたいです。
我々のグループも疲れてこれ以上歩けない人はここで待機することになりました。
元気な人は東側のチコ火山エリアに行きます。
もちろん私たちも行きます!
これまではちゃんとした歩きやすい道でしたが、ここからはちょっと冒険感がある道です。
最初は草むらの中を歩いて行きます。
サボテンがガラパゴスらしさを演出します。
草むらを抜け、茶色の大地に変わりました。
ところどころ穴が開いています。
手をかざすと……あったかい!
火山の力を感じちゃうな。
視界が開けてきました。
自分たちが結構高い場所にいることが分かります。
そういえば、この火山の標高は1000mを超えています。
なんだか映画の中のような、アドベンチャーな風景です。
不思議なすじ…
溶岩の流れた跡ですね。
地面は溶岩のシワが分かります。
サボテンも生えて、とてもかっこいい風景です。
しかし、この辺はサボテンくらいしか生きられないのでしょうか?
手前は赤茶色ですが、向こうは灰色です。
どんどん景色の色が変わるので面白いです!
溶岩が地層のようになっています。
灰色ゾーンに入りました。
サボテンすらありません。
向こうに赤色ゾーンがみえます。
火口がありました!
落ちたら大変です。
11時半
見晴らしがとても良い場所に来ました!
どこまでも続く赤黒い大地を見渡せます。
海みたいなところも見えます。
本当に海なのかは分かりませんでした。
ここで軽食タイムです。
ナップサックにはパンとお菓子などが入っていましたが、あまり美味しそうではなかったので、安心のバナナを食べました。
ナップサックの中でバナナは潰れていました。
絶景を前にバナナを食べる…
悪くない。
そこに登場したのが、
この子です。
何匹か現れました。
バナナ狙ってるのかしら?
しばらく休憩して、元来た道を引き返します。
ところで、写真ではそうは見えないのですが、めちゃめちゃ暑いです!
日差しも湿度もあるし、歩いているので、とても蒸し暑いです!
汗をいっぱいかきます。
道中大きなバッタを発見です!
写真がボケてて残念ですが、なかなかのカラフルバッタです。
よく見ると顔が怖い…!
ガラパゴスってバッタも一味違うのですね!
しかし、バッタを見つけて興奮していたのは私だけだったので、もしかしてこのバッタ珍しくないのかな?
どこにでもいるやつですか??
12時前
巨大クレーターに戻ってきました!
最後にまた写真撮影をしてスタート地点まで歩いて戻りました。
楽しい火山ツアーでした!
ガラパゴスのアクティビティの中ではちょっと違った雰囲気で、動物にはほとんど会えませんが、貴重な体験ができたと思います!
それほど歩くのは大変ではなかったです。
サンダルだときついと思いますが、普通のスニーカーなら問題ないレベルのトレッキングでした。
14時前にホテルに帰着です。
ランチを食べる予定でしたが、暑さで食欲がないのと、時間も遅いので、夕飯まで我慢することにしました。
ホテルで一息着いたら、また出発です!
さて、さて、お次は……
お待ちかねの動物タイムですね!!!
ゾウガメたちに会いに行きます!
赤ちゃんゾウガメにも会えちゃったりして!?
~6日目②~へつづく…