2022年GW ハワイ島&ロサンゼルスの旅 コロナ渦の久しぶりの海外旅行~8日目 シアトル→LA①~

03:00シアトル空港
10:15シアトル空港でブランチ
Bambuza
15:40ロサンゼルス空港

2022年5月7日 土曜日

昨日の夜中にシアトル空港に到着し、3時間ほど暇をつぶしていました。

早朝3時ごろ

これから日本帰国のためのチェックインを行います。


日本入国に必要な書類は”My SOS”というアプリで提出することができます。

去年私がマルタから帰るときにもMySOSはダウンロードしなければならなかったのですが、日本帰国後の隔離を監視するためのものでした。

しかし、現在は入国書類を事前に提出できる機能も加わったようです。

質問票、陰性証明書、ワクチン証明の提出ができます。

陰性証明書は印刷したものを写真に撮って提出、ワクチン証明書はワクチン証明アプリからQRコードを保存したものを提出しました。

昨日の朝、アプリから提出して、昨日のうちには承認されていました。

ちなみにワクチン証明は必須ではないですが、3回目接種が終わっていれば帰国後の隔離が無いので、私たちは提出しました!

MySOSの画面が緑色に変われば、全ての提出書類が承認され、帰国の準備が完了したことを意味します。

私たちは2人とも昨日の時点で緑色の画面になっていました。

これで安心だと、この時は思っていたのです…。



さて、セキュリティエリアの外に出て、エアカナダのチェックインカウンターに向かいます。

飛行機がぶら下がってる。

まだエアカナダのチェックインカウンターには誰もいません。

しばらく、ベンチで待ちます。


4時前になってやっとチェックインカウンターにスタッフがやってきました。

すでに搭乗客は何人か集まっており、セルフチェックイン機が使えなくて、有人のカウンターに並んでいました。

私たちも後ろに並びました。


スタッフは女性1人だけです。

私たちの番になり、パスポートと陰性証明書の提示を求められました。

私たちはロサンゼルス空港のPCR検査場の陰性証明書を見せました。

すると、この陰性証明書は日本の指定フォーマットでないため使えないと言われました。

なんだかやばい状況になってきました。


日本指定のフォーマットが入手困難な場合、必要事項が記載された任意のフォーマットも認められると日本厚生労働省のページに書いてあり、特にアメリカは医師のサインを入手するのが難しいらしく、任意のフォーマットが認められるとのネット情報がありました。

しかも、ロサンゼルス空港のPCR検査場は、陰性証明書は日本指定のフォーマットではないのですが、在ロサンゼルス総領事館のホームぺージで推奨するPCR検査場リストの中にあるのです。
PCR検査場リスト

ANAのホームぺージでも紹介されていて、この陰性証明書で帰国した人はたくさんいるのです。

そして、なによりもMySOSから事前に提出しており、承認されています。

日本入国時はMySOSの承認画面さえ提示すれば、陰性証明書を見せることもしなくていいのです。


なんとかこのことを伝えようとがんばりました。

しかしエアカナダのスタッフ(スタッフAとします。)は話を聞いてくれないどころか、ものすごい剣幕で怒鳴り散らしてきたのです。

「日本の入国については私はよく知っている。この証明書は日本政府は認めない!」

何を言っても、この一点張りです!

そして、「GET OUT!!!(出ていけ!)」と言って、押し返してきます。

とにかく信じられないほど怒っています!

はっきり言って、めちゃめちゃ怖いです!

そもそも、でもなぜそんなに怒るのか分かりません。

私たちがそんなに悪いことをしたとも思えない……。

もう何を言おうとしても「出て行け!」と言って押されます。


一旦引き、ベンチに座りなんとか気分を落ち着つかせます。

かお「話すらさせてくれないじゃん…。」

モリ「あのスタッフしかいないし、もう無理じゃない?」

これはかなり絶望的な状況です…。


しかし、ここで諦めるわけにはいきません!

日本厚生労働省の英語ページの任意のフォーマットについての文をスマホに表示して、読んでもらおうと思いもう一度チェックインカウンターに行きました。

すると、私たちの姿を見つけただけで、さっきのスタッフが「出て行け!」と叫び出しました。

スマホを出して、「これ読んでください!」とお願いしたのですが、読もうともせず、スタッフは何度も「出て行け!」と発狂するだけです……!

めちゃめちゃ怖い……!


そのときもう1人別の女性スタッフ(スタッフBとします。)が増えていました。

スタッフBはスタッフAの態度にさすがに見かねたようでした。

スタッフB「私が対応するから、あなたは落ち着いて!」

スタッフA「そいつらの相手なんてしなくていい!追い出して!」

スタッフB「話くらいは聞いてあげるべきでしょう!?あなたは頭に血が上りすぎてる!裏で休んできて!」

もはやスタッフBもスタッフAに怒りだし、2人が言い合いになり、こちらもあわあわ…

言い合いが終わるまで時間がかかりましたが、スタッフBが私たちの対応をしてくれることになりました。


スタッフBは厚生労働省のページは読んでくれたようでしたが、それについてはノーコメントで、「この陰性証明書は使えない。」と言いました。

もうどうしようもないようです。

スタッフB「でも、まだ方法はあります。ここ(シアトル空港)でPCR検査をして、日本フォーマットの陰性証明書を入手して、今日の別の便でバンクーバーまで行けば、予約しているバンクーバーからの日本便に間に合います。」

かお「OK…。PCR検査はどこで受けれますか?」

スタッフB「PCR検査場は確か……この下の階にあったと思います。オープンが7時からだと思います。」

かお「じゃあ、バンクーバーまでの便の変更お願いします。」

スタッフBが便変更をしようとしてパソコンを操作してから戻ってきました。

スタッフB「旅行代理店を通して予約したみたいですね。これだとここでは便の変更ができません。」

かお「エクスペディアで予約しました…。」

スタッフB「ではエクスペディアで便変更をしてください。」


色々困ったことになりましたが、なんとか便変更という道が見えました。

エクスペディアにチャットで問い合わせしました。

しかし、エクスペディアでは2日後以降の便にしか変更できないというのです。

当日の便変更は航空会社のカウンターで行うよう言われてしまいました。

これはどうしようと思い、怖いけどもう一度エアカナダのチェックインカウンターに行きました。

スタッフAは不在みたいで、安心しました。

でもスタッフBは私を見て、いやな顔をしていました。

でもなんとか話は聞いてくれました。

かお「エクスペディアでは2日後の便にしか変更できないと言われました。」

スタッフB「ここでも変更できません。」



終了しました……!

八方塞がりです。


2日後まで待てないし、もう新たに航空券を購入するしかないです。

今日のシアトル→東京の便を検索すると、最安値でもひとり20万円超えます。

ロサンゼルスを経由するといくらか安いので、ロサンゼルスに戻ることにしました。

明日日本に帰るはずだったのですが、ロサンゼルスを経由すると明日日本到着は無理です。

仕方ないので帰国1日遅らせます。


念のためちょっと高かったのですが、ロサンゼルス→東京はANAの直行便にしました。

シアトル→ロサンゼルス→東京 のチケットがひとり15万円でした。

痛すぎる出費に言葉を失います。


そして、もう一度PCR検査を受けなければなりません。

今持っている陰性証明書は明日の搭乗には使えないのです。

出発の72時間以内に受けた検査でないといけないので、一昨日の朝に受けた検査結果は明日には使えなくなります。

シアトル空港のPCR検査場を探したのですが見つかりません。

再度ロサンゼルス空港のPCR検査を予約しようと思ったときにある事実に気付きます。

ANA便なら、またロサンゼルス空港のPCR検査で大丈夫だと思ったのですが、なんと共同運航便で、ユナイテッド航空の運航であることに気付きました。

もしかして、またロサンゼルス空港の陰性証明書は拒否されるかもしれません!

調べてみるとシアトル空港のPCR検査場も日本フォーマットに対応していないかもしれないのです。

不安になってきました。


なんとか日本フォーマットの陰性証明書を手に入れなければならないのですが、今日は土曜日で、やっていないクリニックばかりです。

このとき必死でシアトル空港かロサンゼルス空港の周辺でPCR検査を受けれるところを探しました。

そしてGoogle map上でシアトル空港内のPCR検査場が今営業中であることに気付きました。

やっぱりシアトル空港のPCR検査場を探そう!


なんとすごく近くにありました!

今は開いていますが、さっきは営業時間前で閉まっていたから見つけられなかったのかもしれません。

受付の人に聞いてみると、なんと約1時間ほどで日本フォーマットの陰性証明書を発行してくれるというのです!

すっごくありがたい!

お金を払い、すぐに検査を受けました。

ひとり33000円ほどでした。

高いけど、仕方ないです…!


検査結果が出るまでしばらく待ちます。

本当に疲れました。

昨日は寝てない上に、今日のことで疲れがマックスです。

でもなんとか帰れそうなので、少し安堵です。


PCR検査場の近くにスタバがありました!

待っているあいだ、スタバでも飲みましょう。

シアトルといえば、スタバ発祥の地ですね!

スタバ1号店に行く時間は無いので、ここで本場の?スタバを味わいます。


パン系が多いですね。

このときスタバを飲んで休憩したのですが、何を飲んだのか思い出せないです。

写真も撮っていませんでした。

本当に落ち込んでいました。


そして、1時間よりもうちょっと時間がかかったのですが、無事に日本フォーマットの陰性証明書を入手しました。


これからロサンゼルスに向かいます。

シアトル→ロサンゼルスの飛行機はまたもアラスカ航空です。

チェックインのときに、アラスカ航空のスタッフがすっごく優しくて、びっくりしました。

いや、これが普通なのかもしれないです。

エアカナダのスタッフが怖すぎた…。


保安検査場を通過して、プライオリティパスが使えるレストランにやってきました。

10時半まえ

Bambuza

ベトナム料理のレストランです。

ここでブランチをします。

プライオリティパスを提示すれば、1人28ドルまでは無料なのです!

久しぶりのアジアンな料理をいただきます!

モリはフォー($17.5)とペットボトルの水($3.95)を注文して23.62ドル(税込み)でした。

私はタイミルクティー($6.25)というのを頼んだら、タピオカが入っていました。

それから、生春巻き($13.99)も注文して、合計23.39ドルでした。

私たちは2人ともプライオリティパスを持っているので、全て無料になりました。

すごいですね!

せっかく持っているので、どんどん使わないとですね!

フォーを2人で食べたらお腹がいっぱいになり、生春巻きは持ち帰ることにしました。

ちなみに、シアトル空港内にはプライオリティパスを使えるレストランはもうひとつあり、そちらはバーベキューレストランです。


つづいて、ラウンジにやってきました。

プライオリティパスをどんどん使います!

そんなに広くないラウンジです。

食べ物が少しあります。

まだ朝食メニューみたいですね。

ジュースを飲んで休憩してから搭乗口に向かいました。



飛行機は定刻通りに出発しました。

13:00 シアトル → 15:40 ロサンゼルス

さよならシアトル……

本当に何をしにシアトルまで来たのだか…(泣)

昨日シアトルまで乗ってきたのもアラスカ航空なので、飲み物の内容も当然同じです。

実はとても気になっていたものがあるんです。

好きな飲み物に True Lemon か True Lime を追加できると書いてあります!

私はトニックウォーターにライムを入れた飲み物が大好きで、海外旅行時にはよく飲むんです。

トニックウォーターもメニューにあるので、注文してみました!

予想外にTrue Lime というのは粉状のものでした!

おいしかったですよ。

スナックは前回と同じプレッツェルです。


モリはコーヒーです。

スタバなところが良いですね。


スマホの充電もできるし、機内がきれいです。

自分のスマホでエンターテイメントを楽しむこともできます。

アラスカ航空良いですね!

また乗りたいですね。

アラスカ行ってみたいですしね。



さて、約3時間の飛行でロサンゼルス空港に到着です!

何回ロサンゼルス空港来てるんだ!?

本当に疲れました。

今からすぐにホテルに行って寝たい!!

そして今日あったことすべてを忘れたい!!!



~8日目②~につづく…


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