年越しラオスの旅 メコン川を辿れ!〜9日目 メコン川クルーズ、ルアンパバーン→パークベン〜   

ルアンパバーンのホテル
メコン リバービュー ホテル
06:55ラオスを観光
メコン川クルーズ
08:15ラオスを観光
パークウー洞窟
16:50パークベン
17:00パークベンのホテル
Sanctuary Pakbeng Lodge

2023年1月5日

おはようございます!

最後のルアンパバーンの朝です。

メコン リバービュー ホテル


今日は船でパークベンというところまで移動します。

いよいよこの旅のメインイベントであるメコン川クルーズです!

そして、ついに明日はラオスを出国するので、ラオス滞在は残すところあと一泊となりました。

なんだか長かったような、あっという間のような…


6時半にクルーズツアーのガイドさんが迎えに来てくれるのですが、その前に気になっていた橋を渡りに行きます。

すごく心配な橋ではないですか!?

人数制限とかあるのかな?

本当にただの竹で出来ていますね!

下を見ると、結構怖いです。

モリ「この川なら落ちても助かりそうだな。」

かお「絶対落ちたくないよ!」



6時半

珍しく、時間通りにガイドさんが迎えに来てくれました!

今日、明日とお世話になるのは Nagi of Mekong というツアー会社です。

実は、ネットで、今日ルアンパバーンから出発するクルーズが全然見つからなくて、苦労してやっとこのツアー会社を発見したのです!

コロナ禍は旅行者向けのクルーズは休業していたようなので、まだ再開していないのではとハラハラしました。

もしこのツアーが見つからなかったら、旅行者向けのクルーズではなく、現地の方が使う公共交通機関のボートで移動しなければならず、それがかなり辛いようで…

なんにせよ、無事に予約できて、こうして無事に出発です!

まぁ、今日もどんなボートに乗るのか、全く未知なのですが…。



まずは車でボートターミナルまで移動です。

今日同じクルーズ船に乗るイギリス人夫妻が先に車に乗っていました。


20分ほどでボートターミナルに到着です。

7時まえ

Slow Boat Terminal

売店があるので、船に乗る前に何か買いたい場合はここで買えますね。

今日のクルーズは食事付きなので、私たちは何も買いません。


何か置いてあると思ったら…

これはおととい食べたカイペーン(川のり)ではないですか!?

本当にメコン川でのりが獲れるのですね…

さてメコン川へと降ります。

あの船に乗るようです!

他にもボートがたくさんあります。

乗り込みます!

なかなか広い船です。

いい感じですねー。

なんと、今日のお客はイギリス人夫妻と私たち夫婦だけなのです。

スペースにゆとりありすぎる!!


奥のカウンターにはお菓子などが置いてあり、おそらく売店になっているのだと思います。


実はこの船、土足厳禁でした。

靴も脱いでリラックスできますね。

しかし、メコン川の朝はかなり冷えます!

ブランケットを貸してくれました。

それでは、出発進行!!

早速朝ごはんです!

メニューはラオス風チャーハンです。

結構おいしいです!

調理は船内で行っているようです!

飲み物や果物はいつでも自由にとって良いスタイルです。


漁師さんですねー。

のどかなクルーズです。


しかし、、、問題があるのです。


モリ「実は、腹痛てぇ…。」

かお「私もです…。」


どうもやってしまったようです!!(汗)

心当たりあり過ぎる!!


かお「やっぱり昨日の夕飯かな…?」

モリ「BBQか…。」

かお「そうでしょうね…。」


私は軽症でしたが、なぜかモリは重症で、今日から3日ほど苦しむことになります。

ちなみに、船にはトイレが2つあります。

今日は常にトイレが近くにあるということが不幸中の幸いなのです。


屋台での食事は気を付けないとですね!!

少しでも怪しいと思ったらやめたほうがいいですね!



出航してから1時間20分で、今日唯一の途中停泊スポットが見えてきました!


8時すぎ

パークウー洞窟

今日唯一の観光スポットの洞窟です!

ルアンパバーンから近いので、日帰りツアーでも行けます。



こういう細い橋っていつも不安になります。

UpperとLower がありますが、今日はLowerしか行かないようです。

ちなみにUpperまでは歩いて15分もかかるそうです。

ちょっと階段を登ってLowerの洞窟に入ります。

暗い洞窟の中に仏像がびっしり…

大小様々なラオス風のスレンダーな仏像があります。

仏像は地元の方々が運んできたもので、約4000体あるそうです…!

以前は王様も毎年お正月に巡礼に来ていたと説明書きにありました。


ガイドさんによると、メコン川上流にある中国がダムを放流したことにより川が大氾濫して、この洞窟の仏像もたくさん流されてしまったそうです!

ちなみにガイドさんは当時川の近くに住んでいて、家の2階まで水に浸かってしまったそうです!


ガイド「朝起きたら部屋に何がいたと思う??……魚だよ!!」

そう言ってすごく笑っていました!

かお「笑いごとなの!?大災害だよね!?」


中国のダムはメコン川下流にある国々に大きな影響を及ぼしているのですね……。



結構狭い洞窟です。

ベトナム戦争ではベトナム人がここに隠れていたこともあったそうです。


タイのお寺で見かける鬼の像もあります。

洞窟から見えるメコン川がすてき…。

中国の水墨画のような雰囲気です。

船に戻り、船の先端で記念撮影。

船の先端にはなぜか植木があります。


さて、再び船で移動します。


列車が走っています!

貨物列車です。

貨物には漢字が書いてあるので、中国から来たみたいですね。


ポカポカ陽気になってきて、ガイドさんが突然船の屋根をオープンにしました!

屋根開くんだ!?

かお「まぶしい!!」

オープンクルーズ!

船の先頭にあるラオス国旗!



遠くに集落が見えました。

ガイド「あの集落はとても貧しくて、電気も水道もないんだよ。」

船でしか行くことができないので、病院に行くのも大変なのだそうです。


たまに川辺に座っている人がいるのですが、公共交通機関の船を待っているのだそうです。

船はいつ来るか分からないので、ずっと待っているしかないそうです!

不便すぎる!


メコン川を眺めることしかやることもないのですが、お茶やコーヒーは飲み放題、みかんとバナナは食べ放題です。

牛やヤギは川辺にたくさん見かけます。

たまに、人が集まって何かしています。

砂金を採っているそうです!

メコン川って金が採れるんですね!


12時半まえ

ランチタイムです!

なんと、イエローカレーと野菜炒め……って昨日のゾウツアーのランチと全く同じメニュー!!

卵焼きがあるので、ちょっと違いますが…

ほぼ同じでびっくりです!

おいしいですが、、、昨日のカレーのほうがおいしかったですね。


ランチというイベントもすぐに終わってしまい、ひたすらメコン川クルーズですね…。

子供のお坊さんが船に乗っていますね。

どこに行くのでしょうか?


家つきの船発見。

牛がいっぱい。

子牛が2匹!かわいい!

寝っ転がれるのはありがたいです。

最初はメコンビューを楽しんでいましたが、何時間もだと飽きてきます。


暇すぎるー!

もちろん電波もないので、ネットは使えません。

写真を整理したりして、時間を潰します。

最終的にはメコン川見てない…

とはいえ、約10時間のクルーズも終わりに近づいてきました!

今日の目的地のパークベンが見えてきました!

ガイドさんとはここでお別れだそうです!

しっかりガイドをしてくれる良いガイドさんでした!


17時まえ

パークベンの船着場


船から降りました。

イギリス人夫妻ともホテルが違うためここでお別れです。

すでにホテルのお迎えのトゥクトゥクが待っていてくれました。

なんだかイギリス人夫妻の泊まるホテルのお迎えのカートのほうが高級感あるような…?

ガイドさんはこの後、イギリス人夫妻にパークベンの街を案内するそうですが、私たちは街に近いホテルなので自分たちで勝手に街歩きしてとのことです。

そんな!!

ツアーの旅程にはガイドが街を案内するって書いてあったのに!

まぁ、仕方ないですね…


トゥクトゥクに乗って数分で今日の宿に到着です。

近い!!


17時

Sanctuary Pakbeng Lodge

高級感がありますね!

ホテル代はこの1泊2日のツアーに込みなのですが、実は追加料金をしてホテルのランクアップをしたのです。


すでに待ち構えていたスタッフにウェルカムドリンクをいただきました!

レストランのテラス席がいい感じですねー。

チェックインを済ませました。

今日は宿泊客が少ないので、部屋をグレードアップしてくれたそうです!

ラッキーです!

私たちの部屋は2階です。

タオルの白鳥がなんだか新婚旅行と勘違いされてないか?と思わせる感じです。

バスルームが別であるわけでなく、洗面所などがベットルームと一緒の部屋にあるタイプです。

高級ホテルのわりに全てが一部屋になっているのは…微妙ですね…

ただ、テラスからの眺めはいいです!

ホテルのスタッフが部屋から夕日を見ることをおすすめしてくれたので、陽が沈む前にササッと街を観光してこようと思います。

ホテルの前の通りに出ると、何も無い!

ちょっと歩くとツーリスト用の看板がありました。

意外にもパークベンには観光スポットがあるということでしょうか?

メコン川クルーズの途中で一泊するだけの街という感じみたいですが…

標識にビューポイントまで1600mと書いてあります。

微妙に遠い!


街の中心?にやってきました!

麺料理を作っていますね!

人気のレストランか!?と思ったのですが…

奥にはお坊さんがたくさんいて、どうやらお葬式のようですね。

みんなで麺を食べて楽しげな雰囲気…

海外のお葬式って明るい音楽とか流れていて、楽しげな雰囲気なことがあるのでびっくりします。

ラオスではみんなで麺を食べるのですね…!


この通りがパークベンのメイン通りなのだと思います。

お店が並んでいますが、すぐに見終わる短い商店街です。

ATMが一台だけあります。

パークベンの街は、特に何もなかったです…!


部屋で夕日を見るため、ホテルに戻ってきました。

あれ?…夕日もう沈んだ…?

夕日を見るなら、街に行くべきではなかったようですね(汗)


テラスは快適なので、夕飯までここでスマホいじりながら過ごします。

私のahamoはギリギリ繋がっています。


夕飯はチェックイン時にホテルに頼みました。

街を見ても食べれそうなレストランも無かったので、ホテルに頼んで正解だったようです。

そもそもホテルの方も「夕飯は当然ホテルで食べるよね?」という感じでした。


19時

ディナータイムです。

ディナーはメニューなどはなく、ベジタリアンかそうでないかの選択しかありませんでした。

1人12ドルというので、ホテルディナーにしてはリーズナブルですね。


飲み物は別料金で、メニューもあります。

ラオス最後の夜なので、モリは〆のビアラオです。

私はミントのジュースを頼んだのですが、すっっごい緑の飲み物がきましたよ!

甘すぎるし、変な味で全然飲めなかったです…。

モリが飲みました。


ディナーはまずスープ。

普通においしいです。

そして、メインですが…

なんとイエローカレーと野菜炒め!!

まさかの昨日と今日のランチと同じメニューなのです!!!

ラープもありますけどね…。

もしかしてこちらが指定しないと”イエローカレーと野菜炒め”になるのがラオスの決まりなのでしょうか?


それにしても、お肉のラープは初めてです。

おそらく、肉の方が主流なのですが、私たちは南部で魚のラープばかり食べていました。

最後のラオス料理を噛み締めます。


デザートもあります。

このデザートはフルーツの下にプリンがあり、さらに下にはココナッツミルク味の甘いもち米が入っています。

もち米がおはぎみたいなんです。

かお「ラオハギだね。」

もり「ギリギリうまいな。」


ディナー 12ドル×2

ビアラオ 2.5ドル

ミントジュース 1.5ドル

合計 28ドル

キープに換算して、490,000キープを支払いました。


シャワーを浴びていると、突然水が止まって、部屋にある飲み水で泡を流すハメになったり、、、

ドライヤーも部屋に無かったり、、、

なんだか快適とは言えないホテルです。


追加料金でホテルをランクアップした意味あったのかな?

実はこのホテルかLe Grand Pakbengというホテルが選べたのですが、街に近いこのホテルにしてしまいました。

きっとイギリス人夫妻はLe Grand Pakbengの方に泊まっているのではないでしょうか。

ホテル選択を失敗したかなと、ちょっと後悔です。



明日は陸路でラオスを出国します!

ついにこの旅も終わりに近づいています。

普通、メコン川クルーズはルアンパバーンを出発してパークベンに一泊して、2日目にファイサーイというところまで船で移動するのが主流のコースです。

ファイサーイからは自力でタイのチェンライまで移動しなければなりません。


しかし、私たちはNagi of Mekongの新商品であるクルーズ&ランドツアーにしたので、クルーズは今日だけで、明日は陸路でチェンライまで行けちゃいます!

ツアー代はちょっと高かったのですが、クルーズには飽きていたので新ツアーにして良かったかもですね!

どんな陸路なのか、ワクワクです。


そして、タイの北部に行くのは初めてです!

タイの北部の名物といえば、私の大好物”カオソーイ”!!

絶対食べます!!!


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