年越しネパールの旅 ヒマラヤに行こう!~2日目 ニューデリー→カトマンズ→ポカラ①~

05:00ニューデリーのホテル
05:40ニューデリー空港到着
11:00カトマンズ空港到着
14:00ネパール道中でランチ
19:00ポカラのホテル
Glacier Hotel & Spa

2019年12月29日

朝5時に起床。
ニューデリーの朝です。

今日はニューデリーから飛行機でカトマンズに行き、
カトマンズから陸路でポカラに向かいます。


荷物をまとめてホテルをチェックアウトして、
5時半に予約していた車に乗ろうと外に出ました。

すると、ホテルスタッフが近くに止まっていた車に走っていき、
ぐっすり寝ているドライバーを起こしていました(笑)


目覚めたドライバーは私たちの前に車を移動してくれました。
乗り込むと、昨日と同じすごく小さいペットボトルの水をくれました。

親切です。

また水を飲む間もなく、すぐに空港に到着しました。


7時40分発のカトマンズ行きの飛行機に乗るため、すぐにチェックインカウンターへ行きました。


優先チェックインカウンターでチェックインします。
なぜかこのエアインディアのスタッフは一旦発券したチケットを破いたり、
他のスタッフと話したりして、
なかなかチェックインが終わりません。

やっとチケットを受け取り、確認すると、
ビジネスクラスと書いてある金色のチケット!

しかも座席番号が2Aです。

まさかエコノミーなのに、
ビジネスクラスにアップグレードしてくれたの!?
とテンションが上がりました。
(スタッフは特になにも言ってなかったんですけどね…)


そして、るんるん気分でエアインディアのラウンジに行きました。

ラウンジ内は客はほとんどおらず、
朝早いからなのか、食事もほとんど出されていなかったです。

ラウンジ内で、
ビジネスクラスにアップグレードしたことに盛り上がる二人。

以前中国で、四川航空に乗った時、なぜか座席のアップグレードがあり、
とてもラッキーだったことが思い出されます。



今思うとただのぬか喜びなのです。


飛行機に乗り込むと、国際線とは思えないほど小さい飛行機で、
ビジネスクラスなど無いのです。

2Aは普通に狭い席です。

無駄に喜んだだけでした…(笑)


そんな感じで、ネパールの首都カトマンズに向け出発しました。



7:40 ニューデリー → 9:30 カトマンズ


ニューデリーとカトマンズの時差は15分なので、
ほとんど時差がないです。
なので、飛行時間は2時間程度です。

ネパールが近づいてきたのでしょうか。

窓からヒマラヤ山脈が見えます!!!

かっこいい!!!

テンションが上がります!!!
いよいよ明日からあのヒマラヤに登るのか…!!

感慨深いです……


それから、なんだか上空をぐるぐるしているな、
と思っていたました。

確かに、搭乗時間も少しだけ遅れましたが、
カトマンズに到着したら、結局1時間半も遅れていました。


この後、
Mr.Happyの部下が空港に迎えに来てくれることになっており、
そのままポカラに陸路で向かいます。


1時間半も遅れてしまったけど、大丈夫かな…?


スマホのフライトモードを解除して、
メールを確認しないと…

事前に用意していたsimが無事に動いています!

ちなみにsimはカトマンズ空港でも買えますが、急いでいたので先に用意しておいて良かったです。
空港で買うのと変わらない価格で、amazonで買えますよ!
インドでも使えるやつです。

メールを確認すると、
Mr.Happyからメールがありました!


Mr.Happy 「すでにドライバーは空港に到着しているから、連絡をください。」

とのこと。

これ1時間以上前のメールだし、
まだ私たちは機内です。

かお 「ごめんなさい。今着陸しました。まだ機内です。これから入国審査です。」


とりあえず返信して、ダッシュで入国審査に行きました。


ネパールの入国は結構時間がかかるという情報もあり、
とりあえずダッシュします。

事前にオンラインでビザの申請書を用意していましたが、
ビザ発行自体は到着してからしかできません。

入国審査の前に銀行?窓口でのビザ代の支払いがありました。

ダッシュしたので、早めに入国審査は通過したのですが、
そのあとの荷物検査にすごく時間がかかりました。

結局、着陸から1時間後に出口へ。


たくさんの人が到着した人たちを待っています。
次々にタクシードライバーらしき人が話しかけてきます。

かお 「私たちのドライバーと待ち合わせしてるの!」

というと、

話しかけてきたおじさん 「じゃあ、こっちの方にいるんじゃない?」

そう言って、
一緒に横断歩道を渡ってくれました。

そこはたくさんの人が旅行客を待っていて、
みんな名前の書かれたボードを持っていました。

目を皿のようにして自分の名前を探しました。
みんな、どこと待ち合わせしてるの??
と話しかけてくれます。


かお 「ハッピートレック!」

みんな 「あぁ!ハッピートレックね!さっきいたよ~!」
みんな 「すぐくるよ~!」

そんなに大きな会社でもなさそうで、
しかもポカラにあるHappy Treksを
本当にみんな知ってるのかな?

私は内心そう思いつつ、探していると、
私の名前を発見!


いるじゃない!


迷彩柄の上着を着た、小柄の男性がいました。

Happy Treksであることを確認して、
ほっと一安心です。


一緒に駐車場に向かいます。

迷彩柄の男性 「今日はすごく早起きして、めちゃくちゃ待ったよ!」

かお 「ごめんなさい。飛行機が遅れてしまって…」

迷彩柄の男性 「めちゃくちゃ早起きしたんだよ!」

かお 「ごめんてば…」


駐車場に向かっていると、もう一人同じ迷彩柄の上着の男性が登場して、
私たちの荷物を持ってくれたり、手伝ってくれます。


かお 「二人は同じ服なのね」

迷彩柄の男性 「あいつはブラザーだよ」

かお 「なるほど、ブラザーなのね」


この迷彩柄の男性(たぶん兄の方)は片方の眉毛の半分が白いのですが、
とても若そうで、
兄弟二人とも小柄でシャイな感じ。

それから、なんだか見た目がとてもかわいいのです。


かお 「二人ともHappy Treksで働いてるの?」

迷彩兄 「弟は手伝いだよ。」

かお 「Mr.Happyは?」

迷彩兄 「ブラザーだよ。」

かお 「えっ!!またブラザー!? 
   えっと、、、あっちの彼が弟で、
   Mr.Happyはお兄さん??」

迷彩兄 「いや…。あいつは本当に弟で、
     Mr.Happyは会社の社長だ。」

かお 「……?」


紛らわしいのです。
きっとみんなブラザーなんですね。


迷彩兄 「ランチ食べる?」

待ってました!
早速ネパール料理食べたい!
(食べ物には、いつも貪欲です…)

かお 「食べる!もうすぐ12時だね!おいしいネパール料理食べたいな!」

迷彩兄 「じゃあ、これから行こう!」

かお 「何食べるの!?どんな料理なの!?」

迷彩兄 「すごくおいしいよ!!チキンとか野菜とか…。」

かお 「チキン…」

具体的な料理名とかじゃないんですね。
素材名だな…。
結局よくわかんないな。

カトマンズの名店とか連れてってくれるといいな…
その時は淡い期待を抱いていました。

駐車場まで少し歩いて、止めてあったジープに乗り込みます。

お兄さんの方が運転席に。
弟は助手席に乗ります。
私たちは後ろの席に。
これからネパール第2の都市ポカラまで長い道のりです。

しばらくカトマンズの街を走ります。

結構渋滞気味です。

カトマンズはごちゃごちゃしてホコリっぽいです。
PM2.5が世界一多い街らしいので、
ちょっと心配です。

迷彩兄 「カトマンズは本当に汚い。」

モリ 「うーん。そうだね。」

迷彩兄 「カトマンズは本当に汚くて嫌だ。ポカラはきれいで最高だよ!」

かお 「二人はポカラ出身なの?」

迷彩兄 「そうだよ!…カトマンズは本当に汚くて嫌だ。」

モリ 「ポカラはいいところなんだね。」


迷彩兄はカトマンズが嫌いみたいです。
都会嫌いな地方の若者って感じでしょうか。



はて、いつランチなんでしょう?

だいぶ車に乗ってるし、もうカトマンズから出たみたい。
ひたすら走り、どんどん山道になっていきます。

すぐにランチだと思っていたけど、勘違いだったみたい。



そして、14時過ぎにやっと休憩です。

ランチだ~~!

駐車場には観光バス?も止まっています。
建物の外まで人が並んでいます。

人気店!?

迷彩兄 「好きなものを皿に取って、最後に支払いしてね。」

かお 「あの…。私たちお金ないんです。両替してなくて…。」

空港で急いでいたので、両替しておらず、
現地通貨ネパールルピーを持っていませんでした。

迷彩兄 「問題ないよ。僕が立て替えるから、ポカラで両替したら返して。」

かお&モリ 「ありがとう!!!」

親切です。

しかし、いくらなのかは不明です。


とりあえず、外まで伸びてるブッフェの列に並びました。

結構、欧米の方々もいます。

ブッフェは品数は多くありません。
迷彩兄の言う通り、チキンとか野菜とかあります。

チキンの揚げたものとか、野菜炒めとか。

カレーやチャーハン、焼きそばもあります。


確かに、特別な料理名はなさそうなものばかりです。
適当に皿に盛って、テーブルを探しました。

景色がいい感じに見れそうな席に決めました。
リバーサイドです。

景色も食事も悪くないです。
おかわりもOKでした。


おなかもいっぱいになり、ポカラに向けて再出発です。

途中、すごい渋滞に遭いました。
渋滞にしびれを切らした迷彩兄が反対車線に出ます。
前から車が来て立ち往生。

そりゃ、そうだよ!
逆走はだめだよ!

そんなことを何度も繰り返します。

特にそれによって他の車より進むというわけではなかったです。

迷彩兄はとても危なっかしいドライバーだったのです。




ハラハラしながら、かなりの先が見えなかった渋滞を抜け、
ヒマラヤの山々がきれいに見えてきました。


たくさんの雪山が連なっています。

かお 「あれはエベレスト??」

迷彩弟 「……」

何やら、兄弟が二人でごにょごにょ話しています。

迷彩弟 「Yes!」

かお 「ほんとに!?(おもわず日本語)」

なんだか怪しいです。
適当に答えているような…
山もたくさんあるし、どれがエベレストなのかも分かりません。



迷彩兄 「ネパリミュージック聴く?」

かお 「いいね~!聴く聴く~!」


ネパリ=ネパールの

ということでしょう。


現地っぽい音楽をガンガンかけてくれます。

迷彩弟がCDの曲順に聴かず、すぐ飛ばします。

迷彩兄がそれを止めたり、ちょっともめたり。


迷彩兄弟の好きな曲があるのでしょう。


結局、ある曲で落ち着きます。

あんまり若者が聴きそうな曲ではないです。


ずっと繰り返し、同じメロディーです。

迷彩兄 「結婚式のときの曲だよ。」


…なぜ?


とても長い曲です。
永遠に終わらないのかと思いました。



途中小さな売店に寄りました。

牛乳?がグツグツしてます。

迷彩兄弟がミルクティーをごちそうてくれました!

このミルクティー、めちゃめちゃおいしかったです!

とても甘くて濃厚です!
普段はこんな甘いものを飲まないモリもおかわりしてました!

このミルクティーが美味しかったことにより、
その後のネパール旅ではたくさんミルクティーを飲むことになります。




夕方になり、ポカラの街に入りました。

迷彩弟は車を降りて、家に帰っていきました。

わたしたちのホテルはもっと奥のほうみたいで、
ポカラに入ってからしばらく走りました。

結構ポカラは大きな街みたいです。




今日はニューイヤーフェスティバルがあるらしく、
ホテルはフェスティバルエリアの中にあり、
車で入れないとのことでした。

ちょっと手前で車を降りて、
ホテルまで歩きます。

すっかり暗くなっています。


ホテルが見えました!

ちょうど19時くらいにホテル到着です。


ホテルに入ろうとしたところで、
別の店から男性が現れました!


Mr.Happyだったのです。




次回、2日目②につづきます。


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