07:30 | ブダペストのホテル Budapest Panorama Central |
08:15 | ハンガリーで観光 ホルトバージ国立公園ツアー |
12:00 | ホルトバージでランチ Hortobágyi Csárda |
2019年9月14日 土曜日
7時半
おはようございます。
ブダペストの朝です。
Budapest Panorama Central
ホテルに朝食が付いていなかったことと、面倒だったこともあり、朝ごはんは抜きになりました。
そのままツアーに出かけます。
今日はホルトバージ国立公園に行く1日ツアーに参加します!!
ホルトバージ国立公園は世界遺産に登録されている大平原です。
今回の旅の中で二つ目の世界遺産です。
8時15分にホテルの前にガイドさんが迎えに来てくれました。
ツアー会社はラプソーディア旅行代理店です。
今日はプライベートツアーです。
といいますか、日本語ツアーがお客さんがほとんどいないようで、必然的にプライベートツアーになりました。
また、ドライバー兼ガイドのツアーのほうが安いのですが、今日は運転ができるガイドさんがいないらしく、ドライバーとガイドは別の方になりました。
日本語プライベートツアーということもあり、結構高いです。
ツアー代金はランチ付きで 1人 約2万3千円 です。
英語の団体ツアーなら安いものもありますが、行きたい場所に行けない可能性があるみたいです。
安いツアーはそもそも世界遺産になっているエリアまで行かなかったりするそうです。
電車で行く方法も考えましたが、時間的にツアーしかないという結論になりました。
時間があればゆっくり電車旅で、ホルトバージに宿泊するのもいいんですけどね。
とりあえず、今回は手っ取り早いツアーです!
ガイドさんは日本在住経験ありのハンガリー人女性でした。
日本語がペラペラです。
車に乗って、2時間半近くかけてハンガリー東部のホルトバージまでやってきました。
ホルトバージ
ホルトバージというのは村の名前ですが、この辺一帯は広い平原です。
本当に広い大平原です。
ハンガリー語で平原はプスタと言います。
このプスタは中央ヨーロッパ西部から東ヨーロッパにかけて広がっています。
その中のホルトバージが国立公園に指定され、さらには世界遺産として登録されています。
まずは最初にこちらを見学します。
11時前
Bird Hospital Foundation(鳥の病院)
なぜだか鳥専用の病院があります。
傷付いた野性の鳥たちを保護している施設です。
傷を治療して、元気になったら野性に帰すそうです。
まず建物の前にはコウノトリがたくさんいます。
治療を終えた鳥たちでしょうか?
建物の上にも…
コウノトリがいますね!
屋根の上の巣は野性のコウノトリのために人間が用意したものです。
本当にコウノトリ来るんですね!
もし自分が作った巣に鳥が来てくれたらうれしいだろうな…。
しかもあんな大きな鳥が来たらびっくりです。
病院の建物の中に入ります。
最初は観光客用の展示があります。
この辺りの鳥や動物のはく製です。
奥に進むと、鳥を治療する部屋があります。
本当に治療しています!
2人の獣医さん?が小鳥を治療中です。
今日はたまたま治療風景が見られたようで、いつもはめったに見られないそうです。
貴重な体験です。
音を立てないように慎重に見学ました。
建物の中には他にも治療を待っている鳥が保護されていました。
こちらはタカですね。
建物を通り抜け外に出ます。
小屋が点在しています。
中にはもちろん鳥たちです。
治療を終えた鳥たちはここで体力が回復するのを待ちます。
フクロウも結構います。
この子は耳が立っているので、警戒していますね。
東京のフクロウカフェに一度行ってから、フクロウが少し好きになりました。
かわいいです。
フクロウカフェでフクロウは人間と目を合わせないと教わったのですが、ここの子たちはめっちゃ目が合ってる気がします…。
ずっと目が合ってる気がします…。
目をパチパチさせてこっちを見ています!
すごくかわいいです!!!
ずっと見ていられます。
カラスもいます。
鳥の病院の見学を終え、周辺の観光をします。
お土産などが売っているお店がたくさんあります。
あっっ!!
毛むくじゃらです!!
犬です!!!
実は昨日も見かけたのですが、撮影に失敗した犬です!!!
この毛むくじゃらの犬はハンガリー名産のプーリーという犬です!
今日も出会えるとは、結構飼われている犬なのでしょうか?
目がどこにあるのか分からないです。
舌しか分かりませんが、かわいいですね!
次は博物館にやってきました。
ホルトバージの文化や歴史を知ることができます。
ハンガリー人の多くはマジャール人という民族で、先祖は遊牧民です。
マジャール人はモンゴルから来たとも考えられているそうですが、未だに確かなことは不明なようです。
確かに大平原という土地がモンゴルと似ていて、通ずるところがありそうな気もします。
そういえば、アメリカに行ったときも、モニュメントバレーという場所の周辺はナバホ族という民族がいて、彼らの先祖はモンゴルからの移民でした。
モンゴル人の移動っぷりはすごいのですね。
博物館の中には昔の暮らしが再現されています。
このホルトバージ国立公園が世界遺産に登録されたのは、大平原という自然環境についてではなく、この土地で形成された文化的景観によるものだそうです。
つまり、自然遺産ではなく、文化遺産としてユネスコ世界遺産に登録されています。
馬に乗り、羊を飼い、遊牧生活をするというのはモンゴルの遊牧民と同じですが、その馬の扱い方や乗り方がすごいのです!
しかし、それは一旦置いておきましょう。
ランチの後に、今日のメインのプスタ(大平原)の観光があります。
外に出ると、近くの広場でお祭りが開催されていました。
牧羊犬のお祭りです!
牧羊犬として優れている犬を決めるコンテストをしていました。
戦いという感じは全くなく、のほほんとした雰囲気のお祭りです。
参加者でない方も犬を連れてきて、のんびりとコンテストを眺めています。
ここでもあのプーリーが何匹がいました。
ハンガリーの人にとってプーリーを飼うのは一般的なのですね。
日本人にとっての柴犬みたいなものですね。
そもそもプーリーは遊牧民に飼われていた牧羊犬なのです。
あの毛むくじゃらで牧羊犬として動けるのか不思議です。
どっちかといえば羊側に思えます。
コンテストの犬を見ていると、ほとんど羊を誘導できていない犬もいました。
ただ大好きな飼い主に付いて行っているだけの犬が可愛かったです。
実際に本当に牧羊犬として生活しているわけではなく、飼い主が趣味としてやっているようです。
日本ではなかなかできない趣味ですね。
お祭りを少し見学した後はランチです!
12時
Hortobágyi Csárda
ハンガリーの郷土料理が食べられるレストランです。
テラス席か屋内を選べます。
私たちは屋内で食べることにしました。
ガイドさんだけでなく、ドライバーさんも一緒にランチタイムです。
スープ、メイン、デザートからそれぞれ好きなものを選んで食べることができます。
ランチ代はツアーに入っています。
スープから私はグヤーシュを選びました。
グヤーシュはハンガリーの国民食です!
ハンガリー料理といえばグヤーシュと言っても過言ではありません。
ハンガリー代表料理です!
お肉と野菜を煮込んだものです。
もちろんパプリカパウダーが入っています!
このグヤーシュにはホルトバージ産の水牛の肉が使用されています。
ドライバーさんもグヤーシュのビックサイズを食べていました。
ハンガリーの方にとっては定番メニューなんですね。
とても美味しかったです!
さて、平野さんが注文したのはこちらのスープ…。
このスープが来た瞬間、一つの事が頭に浮かんだのですが、絶対に口に出してはいけないと思いました。
安心してください!
虫では無いです!
マカロニみたいなものです。
こちらも美味しくいただきました。
そして、メインです。
私は豚肉料理にしました。
とんかつでした。
シンプルな味付けで普通に美味しかったです。
平野さんはチキン料理です。
ハンガリーでは一般的な料理とのことです。
どちらも量が多く、申し訳ないのですが残してしまいました。
最後にデザートです。
私はカッテージチーズのデザートです。
味は結構おいしいですが、かなり重いデザートです!
平野さんはパイケーキみたいなものです。
これも美味しいけど、重いです!
このお店はどれも量が多いです。
デザートと一緒に紅茶などの飲み物もツアーに込みでした。
本当にお腹いっぱいになりました。
これからいよいよこのツアーのメインイベントです!!!
世界遺産の大平原を駆け巡ります!!!
~3日目②~につづきます…