12:00 | ラバトで昼食 Bottegin Palazzo Xara |
13:10 | ラバトで観光 St Paul’s Catacombs |
14:30 | ラバトで休憩 Bastion View Snack Bar |
15:10 | イムディーナのバス停 |
15:50 | ホームステイ先 |
2021年6月12日 土曜日
~16日目②~のつづきです。
今日はイムディーナとラバトを観光中です。
今からランチタイムです。
ラバトにあるマルタの郷土料理を食べられるお店にやってきました。
12時
Bottegin Palazzo Xara
12時までは朝食メニューしか出せないと言われたので、12時に入店しました。
室内かテラス席どちらがいいか聞かれたので、テラス席にしました。
しかし、人がいなさすぎるのが心配になり、やはり室内で食べることに。
基本的にはマルタの郷土料理以外のメニューの方が多いのですが、うさぎなどのマルタ料理があります。
私が今回食べたいのが、ブラジオリという料理です。
飲み物とブラジオリを注文しました。
飲み物はすぐに到着です。
キウイフルーツのジュースにしました。
なんだか泡が多くて、内容量が少なく感じますがおいしいです。
ブラジオリを待っている間、スマホで周辺の地図を開きました。
とりあえず、今日の観光は終わったのですが、一応周辺をチェックです。
そして、おかしなことに気が付きました。
カタコンベ(地下共同墓地)の場所がおかしいのです。
さっき観たはずのカタコンベの場所が、さっき行った場所と違うのです。
そして気づいたのです。
さっき行ったのは違うカタコンベであることに!
私はまだメインのカタコンベに行っていなかったのです!
さっき行ったのはちょっとしたカタコンベで、もっとすごいカタコンベがあるのです。
そもそもそっちに行こうとしていたのに、間違えてたまたま発見したカタコンベに入ってしまいました。
どうしよう…(汗)
もう結構疲れています。
これからイムディーナでのんびりしてから帰ろうと思っていたので、とんだ番狂わせです。
しかし、メインのカタコンベを見ずして、ラバトを去ることはできない!
おそらくラバトにもう一度来ることは無いと思うので、今日行くしかないですね。
仕方なく、カタコンベにリベンジすることに決めたのでした。
そうこうしているうちに、ブラジオリが登場です!
結構なボリュームです!
マルタではメインを頼むと絶対ポテト付いて来ちゃうんですよね。
さっきパスティッチを食べたので、ポテトが重そうに見えます。
ブラジオリとは牛肉の料理です。
ひき肉を薄切り肉で巻いてトマト仕立てで煮込んだものです。
想像通りの味です!
想像を裏切ってほしかったのですが、残念ながら想像通りの味でした。
煮込みハンバーグみたいな感じですが、あまりジューシーではないです。
中身より周りのお肉の方が美味しいです。
フレッシュなサラダが付いていてありがたいです。
このミニトマトがすごく美味しいです。
マルタのミニトマトは美味しい気がします。
太陽の恵みがすごいからでしょうか?
夏のマルタは全然雨が降らないんです。
すごくお腹いっぱいになりました。
キウイフルーツソーダ 3.5€
ブラジオリ 15.9€
合計 19.4€(2630円)
気持ちは重いのですが、カタコンベに向け出発です。
先程の教会の前の広場まで来ました。
カタコンベを示す看板があるのですが…
さっきもあの看板には気付いていたのですが、なぜ、あの矢印に従わなかったのか…!?
近場のカタコンベに入ってしまったのですね。
今度こそあの矢印の方向に進みます!
カタコンベ付近にやってきました!
むしろここはすでにカタコンベかもしれません。
どうやら辺り一面カタコンベっぽいのです。
13時過ぎ
St Paul’s Catacombs
ついに、メインのカタコンベの入り口に到着です!
比較的新しそうな建物ですね。
大人6€、学生4.5€
学生証を見せて、学生料金で入場します。
さっきのカタコンベより確実に人がいます。
やっぱりこっちが本家なのですね…。
広そうな感じですね。
国内最大のカタコンベだそうです。
まずは室内の展示から見ます。
綺麗で涼しくて、いい感じの室内です。
ここはカタコンベの上に作られた施設なんですね!
床がガラス張りでカタコンベの一部が見えていて、粋な設計です。
骸骨が入ってます!
さっきのカタコンベでは骸骨は一体も無かったので、やはりこちらのカタコンベの方が色々ありそうですね。
しかし骸骨の足が長い気がします。
古代のマルタ人はスタイルがいいですね。
こちらは胎児の骨だそうです。
骨がものすごく小さいです!
妊婦さんが死んでしまったということですよね。
胎児の骨は他にも展示されています。
生首を持っていて怖いです。
遺体と一緒に発見された壺やアクセサリー等も展示されています。
さて、いよいよカタコンベに入ります!
カタコンベは外にあるようです。
室内が快適だったので、外が暑くて辛いです。
何個も入り口があるようです。
まずは1番立派そうな入り口から入ってみます。
階段を下ると見えてきました!
さっきのカタコンベとはレベルが全然違う!
広い空間です!
そして空気もなんだか爽やかで、ほんのりいい匂いもしてる気がします!
やっぱりこっちが本家のカタコンベなのですね!
早速アガペテーブルではないですか!?
明るくて見やすいです。
やはり複雑な構造になっているので、ウロウロ探索します。
突然、観光客のおじさんに話しかけられました。
おじさん「ここはすごいね!インクレディブルだね!」
かお「インクレディブル…。」
おじさん「フィリピン人かい?」
かお「いえ、日本人です。」
実はマルタはフィリピン人が結構住んでいます。
おじさん「この棺桶は小さいから子供用だと思うよ。」
かお「なるほど…?」
他のも大体このくらいの大きさの気がするのですが…?
おじさん「インクレディブル!」
おじさんはいたく感動している様子でした!
インクレディブルって使ったことなかったのですが、私も今後使ってみようと思いました。
他のカタコンベにも入ってみます。
またアガペテーブル?
ちょっと変わった形のアガペテーブルです。
欠けてるアガペテーブルもあります。
謎の文字の書かれた石版もあります!
3箇所ほどカタコンベを見て、このエリアは終了です。
次のエリアはなんと道路を渡った向こうにあります。
そもそもカタコンベの上に道路が走っているのですね。
再度チケットを見せて入場します。
サボテンがすごく茂っていて面白い。
引き続きカタコンベを見学します。
カタコンベの入り口には番号がふられています。
とにかく片っ端から入っていない番号のカタコンベに入ります!
とにかくアガペテーブルと棺の繰り返しです!
そもそも、カタコンベいくつあるの!?
ここに来て、初めての人骨が入ったカタコンベがありました!
人骨があったのはこのカタコンベだけでした。
途中でカタコンベについて説明がある小さな建物もあります。
そしてひたすらカタコンベに入ります!
正直、とてもしんどいです!
炎天下で階段を降りたり上ったり、、、
いくつか飛ばそうかとも思ったのですが、もしかしてここだけ何か珍しいものがあるのでは思ってしまい、どうしても入らないと気が済まないのです。
しかし、アガペテーブルと棺の繰り返しです。
すっかりカタコンベ地獄に陥ってしまいました。
一体いつまで続くのか…
やっと辿り着いた最後のカタコンベは23番でした…
1番最初に入った広いカタコンベと、人骨があった1箇所以外の約20箇所のカタコンベは、ほとんど狭く似たような内容でした。
ついに出口です。
最後にお土産ショップがありました。
やっと外に出られました。
外からもカタコンベの入り口が見えます。
すごく疲れました。
もうカタコンベは懲り懲りです。
カタコンベの前の道路はたくさん車が停まっています。
ちなみにマルタの車は汚れていることが多いです。
それには理由があります。
サハラ砂漠の砂が混ざった雨が降るからだとマムが嘆いていました。
さて、今日は最後にイムディーナでチョコレートケーキを食べようと思っていたのですが、もうヘトヘトでイムディーナの街まで戻る気力がありません。
お腹もいっぱいでチョコレートケーキも入りそうに無いのです。
というか、とにかく帰りたくて仕方がないのです。
チョコレートケーキは諦めて帰ることにしました。
バスの時間を調べて少し時間があったので、何か飲み物を飲んで休憩します。
イムディーナの城壁の外にある売店で休憩です。
14時半
Bastion View Snack Bar
生搾りオレンジジュースを注文しました。
すごく喉が渇いていたので、最高に美味しいです!
オレンジジュース 2.9€
帰りはイムディーナゲート近くのバス停からバスに乗って帰りました。
明日は日曜日です。
実はホームステイしている家に新たな学生がやってくるそうです!
イタリア人の女の子2人だとマムが教えてくれました。
今までの2週間はホームステイしているのが私だけだったので、シャワーやトイレなどの共同部分は自分専用で使うことができ、とても快適でした。
家族以外と共同生活はしたことがないので、明日からどうなるのかハラハラです。
そして、明日も引き続きマルタ観光に勤しみます!
明日はなんと予約しないと入場することができないハイポジウム神殿という世界遺産に行きます!!
他にも別の世界遺産の神殿と、スリーシティーズという街も観光しようと思います!!
休日は観光で実に忙しいのです!!