10:40 | マルタの観光 ハジャーイム神殿 イムナイドラ神殿 |
12:05 | マルタでランチ Coast @ Cassarini |
14:55 | ホームステイ先 |
2021年6月5日 土曜日
〜9日目①〜の続きです。
今日は朝からブルーグロットでボートに乗った後、ハジャーイム神殿にやってきました。
ハジャーイム神殿(Ħaġar Qim)
ブルーグロットからだと徒歩で30分かかりました。
暑い日はバスやタクシーの方がいいかもしれません。
さて、ハジャーイム神殿に到着すると、まず左手前に現代的な建物があります。
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チケット売り場はその建物の中のようです。
音声ガイドが1€みたいですが、日本の国旗が無いので日本語は無さそうです。
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チケットを買うために建物に入ろうと思ったのですが、横に座っているおじさん2人が気になります。
おじさんたちの周りには猫がわんさかいます!
マルタは猫島で、人口の2倍の猫がいるらしいのですが、セントジュリアン付近ではチラホラしか見かけていなかったのですが……ここにはたくさんいます。
おじさんたちも猫たちも特に何かしているというわけではなさそうですが……暑いから日陰にいるのかな?
おじさん「チケット売り場はあっちだよ。」
かお「サンキュー!」
私が迷っているように見えたのかもしれません。
猫が気になってただけですが…。
おじさんたちはフレンドリーな雰囲気です。
いったいここで何をしているのでしょう?
階段を上がると建物の入り口がありました。
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中に入るとお土産ショップになっています。
スタッフが数人います。
まず検温をして、台帳に名前と国籍と電話番号を書きました。
コロナのため、観光スポットやレストランはこの台帳記入が必要なところが多いです。
チケットブースでチケットを買います。
あったのかもしれませんが、料金表が見当たりませんでした。
よく分からないので、「大人1人」と言ってみました。
スタッフ「10€です。」
思ったより高いです。
クレジットカードで支払い、チケットを受け取りました。
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実は、後日知ったのですが、学生料金があったのです!
学生証を提示すれば5€だったようです。
しかも、マルタの遺跡、博物館、美術館に1ヶ月入り放題のフリーパスがあり、今だけなのか通常より安くて学生なら19€だったのです!
今後滞在中にいろいろ行くので、この時買っておくべきだったのです…。
気付いたときにはもう遅かったというわけです。
※フリーパスについて詳しくはこちらのサイトを参照してください。
→Heritage Malta
さて、ハジャーイム神殿のチケット売り場に戻ります。
スタッフの女性がなにか色々言っているのですが、あまり理解できません…。
どうやらこのチケットは2か所の神殿遺跡のセット券のようです。
選択肢が無かったので、セット券しか無さそうです。
スタッフ「もうひとつのタルシーン神殿は期限内なら別の日に行っても大丈夫ですよ。」
私の予備知識ではこのハジャーイム神殿のすぐ近くに別の神殿があったはずなのですが、その神殿のことなのでしょうか?
この時は神殿の名前が分からなくて混乱していました。
かお「ここから近いですか?」
スタッフ「車で来ましたか?」
かお「ノー。」
スタッフ「バスで行けますよ。」
近いんじゃないのかな?
かお「歩いていけますか?」
スタッフ「…!?遠いので無理ですよ!別の日でもいいので、バスを使ってください!」
歩くなんてとんでもない!といった様子です。
このハジャーイム神殿以外にもどこか神殿に行くという意識がなかったので、ちょっと困惑しています。
マルタにはそんなに神殿があるのでしょうか?
とりあえずハジャーイム神殿を見てから、もうひとつの神殿も行けるかどうか考えることとします。
壁にQRコードがあり、それを読み取るとハジャーイム神殿のガイドが見れるか聞けるかするようですが、言語欄に日本の国旗が入っていなかったので諦めてしまいました。
スタッフの人も日本語無いの?と不思議そうな感じだったので、今思えばもしかしたらあったのかもしれません。
置いてあったパンフレットを2部もらって見学スタートです。
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まずは博物館から見るように言われたので、博物館エリアに進みます。
4Dシアターがありますが、今はコロナのため休止中みたいです。
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中に進むと、がらんとした誰もいない空間です。
クーラーが効いていないので、室内なのに暑いです。
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ハジャーイム神殿の全体模型がありました。
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もうひとつ模型があったので、さっきスタッフの人が言ってた神殿かな?と思ったのですが、この後そうではないということが判明します。
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これらの神殿遺跡から発掘されたものが展示されています。
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人の形…ですね。
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土偶みたいなものですかね?
女性なの?お相撲さんなの?
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謎多き遺跡なのですね。
博物館エリアはすごく狭いので、一瞬で見終わります。
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見終わったら、外に出ます。
いよいよハジャーイム神殿に向かいます。
案内に従って進みます。
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大きな白いテントが見えてきました。
手前に小さな小屋があって、そこでチケットを提示する必要があります。
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じゃーん!ハジャーイム神殿です!
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なんとなく予想していましたが、地味ですね。
そして想像よりも小さいです。
2組ほどの先客がいました。
このハジャーイム神殿は紀元前2800年頃に建てられものだそうです。
エジプトのギザのピラミッドが紀元前2500年頃なので、それよりも古いということになりますね!
マルタにはそんな時代から文明があったということに驚きです!
日本は縄文時代ですね。
ハジャーイム神殿は1840年に発見され、すでに1980年に世界遺産に登録されていたゴゾ島の神殿に追加する形で1992年に世界遺産に登録されました。
実はマルタには巨石神殿というものが約30もあり、そのうち6つの神殿が世界遺産なのです。
まさかマルタにそんなにたくさん遺跡があるとは…意外です。
ハジャーイム神殿は柔らかい石灰岩(グロビゲリナ石:Globigerina Limestone)で建造されていて、風化が進んでいるため現在はこのようなテントに覆われています。
さて、神殿の内部に入りましょう。
ここが入口ですね。
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内部は決められた道の上しか歩くことができません。
とても短い道です。
テントの内側は完全に鳥の住処になっており、テント内は鳥の声でかなり賑やかです。
フンが落ちてくるのではないかと少し怖いです。
内部はいくつかの部屋に分かれています。
これは部屋に出入りする穴です。
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厚い板石をくり抜いていますね。
かなり狭い入口なので、もしお相撲さんみたいな人がいたなら通れないのではないでしょうか?
このエリアは神殿の中心部分でいくつかの部屋への入口になっているようです。
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上の写真の右の2つの台は生贄を乗せていたとか…。
そして先ほどの展示でみた人型の像が発見された場所のようです。
この説明の写真を見る限り、4体ありそうですね。
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これらの像はバレッタの博物館にあると書いてあります。
そうなると、展示室で先ほど見たのは本物だったのか疑問ですね。
こちらの部屋は石の天井があったと説明に書いてあります。
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真ん中の石に穴があけられていますが、夏至の印だとパンフレットに記載がありました。
夏至のときの太陽の動きと関係がありそうですが、詳しくは説明がありません。
音声ガイドがあれば分かるのかもしれないですね。
神殿の外に出て周りを一周します。
結構大きな石も使われています。
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この石は縦3m、横6.5m、重さ20トンで、マルタの巨石神殿の中でも最も大きいものの一つだそうです。
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これだけ大きな石を運ぶ技術が5000年前のマルタに存在していたのですね。
つづいて、くぼみのある石です。
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この説明によれば、ここにも太った人型の像があったのではないかとのことです。
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足部分だけ残っているということですね。
テントの外にも神殿跡が残っています。
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早くもハジャーイム神殿の見終わってしまったので、帰ろうともと来た道を戻りました。
すると、チケットを確認した小さな小屋の前でスタッフに呼び止められました。
スタッフ「この神殿だけを見たのですか?」
かお「イエス…?」
スタッフ「奥にも神殿がありますよ!」
かお「え!?あっち??」
なんと神殿遺跡はこれだけではなかったのです!
スタッフにお礼を言って、ハジャーイム神殿の方に戻ります。
そして、ハジャーイム神殿の横に海の方に続く道を発見しました。
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柵に囲われていますが、扉が開いています。
一本道を進むとまたも白いテントが見えてきました。
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ハジャーイム神殿から5分ほど離れたところにももう一つ神殿がありました!
イムナイドラ神殿(Mnajdra)
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ハジャーイム神殿のすぐ近くにもう一つ神殿があるとなんとなく思っていたのですが、これのことだったのですね。
世界遺産に登録されている巨石神殿6つのうちの1つのイムナイドラ神殿です。
チケット売り場のスタッフが徒歩では行けないと言っていた神殿とは別の神殿です。
神殿がありすぎで混乱していますが、ちょっとずつ理解してきました。
そういえば何気にこの神殿のパンフレットももらっていました。
この神殿の手前にも小さな小屋があり、チケットを提示して中に入ります。
お察しの通り、ハジャーイム神殿とかなり似ています!
後で写真を見比べたらどっちの神殿かまるで分からなくなりますね。
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イムナイドラ神殿の外側はハジャーイム神殿よりも強い石(Carolline Limestone)を使用しているため、保存状態が良いそうです。
パンフレットによればイムナイドラ神殿は紀元前3600~3200年に建てられたということで、ハジャーイム神殿よりも何百年も古いことになります。
古い神殿の方が丈夫な石材を使用していたのですね。
ただ、内部は同じ柔らかい石材を使用しているそうです。
内部も似たような円形状の部屋がいくつもあります。
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いくつかの石にはポツポツと小さな穴の模様がありますが、マルタの神殿の特徴的な模様とのことです。
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この神殿は春分と秋分の日の太陽の動きに合わせて設計されています。
三つ葉のクローバーのような3つのエリアに分けられる神殿の左側のエリアの入口に、春分の日と秋分の日はちょうど太陽が昇るようになっています。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_1024,h_768/https://mikkiki.com/wp-content/uploads/2021/07/404C5ED7-147D-478F-B787-372F541D66CF-1024x768.jpeg)
それにしても、世界中の遺跡や歴史的建造物はほとんどが春分、秋分の日の太陽に合わせて設計されているように思えてならないです。
こういった場所に来ると必ずと言ってもいいほど春分、秋分の日の話が出てきますよね。
チチェン・イツァ、アンコールワット、出雲大社もそうだったような…。
他の場所も……全てそうだったのではないかと思うほどです。
マルタの遺跡も例外ではないのですね。
実は、ハジャーイム神殿にいるときから私のsimの調子が良くなってきたので、モリとLINEでテレビ電話をしながら観光しています。
1人で観光は少し寂しいのです。
モリに神殿の様子を実況しました。
そしてモリが一言、
モリ「なんかつまんなそうな遺跡だな。」
そんなこと言わないで!
さて、イムナイドラ神殿を見終わったのでもと来た道を戻ります。
途中、遠くに人がいるのが見えました。
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石碑が建っています。
コングリーヴ・メモリアル
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_1024,h_768/https://mikkiki.com/wp-content/uploads/2021/07/408EBA59-80DA-4EE4-96ED-A1A254C11533-1024x768.jpeg)
コングリーヴメモリアルという石碑ですが、コングリーヴとはマルタ総督の名前です。
第一次世界大戦の時代のイギリスの軍人で、晩年はマルタの総督を務めた人のお墓みたいなものだそうです。
本人の希望で死後この地に埋葬されたそうです。
この石碑は、ずっと気になっていた小さな島のちょうど正面に建てられています。
今日、バスを降りた時からずっと気になっていた島はフィルフラ島という島で、マルタ最南端の無人島で一般の人は立ち入り禁止の島だとガイドブックに書いてありました。
なんだか気になる島です。
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コングリーヴさんもあの島が気になって、ここに埋めてほしいって言ったのでしょうか?
下の説明によると、コングリーヴさんはこのマルタ島とフィルフラ島の間の海に埋葬されたとあります。
海の中なのでしょうか?
埋めるの大変そうですね。
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そして左に見張り塔だったĦamrija Towerというのもあります。
しかし、あそこまで行く元気がないです…。
日差しを遮るものが一切なく、とても暑いです。
石碑は遠くから見ただけで、良しとしました。
出口は入口とは違う場所で、ハジャーイム神殿に戻ることなく外に出ました。
さて、猫とおじさんが休憩していた場所に戻ってきました。
猫の数がかなり減っています。
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さっきはもっといたんです!
おじさんたちは変わらずいます。
かお「ハロー!」
おじさん「ハロー!これからどこに行くの?」
かお「ブルーグロットです。」
おじさん「歩いて行くの?」
かお「イエス。」
猫が気になって仕方ない。
かお「猫かわいいですね。写真撮っていいですか?」
おじさん「もちろんだよ。」
野良猫だと思うのでおじさんの許可がいるのか謎ですが、猫の写真撮らせてもらいました!
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_1024,h_768/https://mikkiki.com/wp-content/uploads/2021/07/F0029BD1-F34C-49B7-9926-5FDBB2EB5860-1024x768.jpeg)
なんだか野性味溢れてませんか!?
なんだかキリっとしてる!
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_1024,h_768/https://mikkiki.com/wp-content/uploads/2021/07/428851A1-8CE1-4315-B5CE-BEE4756A2C6B-1024x768.jpeg)
おじさん「タクシーなら5€だよ。」
おじさんタクシー運転手だったの!?
かお「歩くので大丈夫です。」
おじさん「じゃあ、まっすぐ行って右に進むんだよ。」
かお「サンキュー!」
勧誘が全然しつこくないです。
タクシーらしき車も無かったので、本当にタクシーの運転手だったのかは謎です。
さて、そろそろランチタイムですが、この神殿の周辺は何もないです。
ブルーグロットのボート乗り場の辺りはレストランがいくつかあり、そこが一番近い街なので、そちらに戻るしかありません。
帰りはほとんど下り坂で、行きほど大変ではないですが、やはり30分ほど歩きます。
行きもそうでしたがこの道はだれも歩いていません。
1人でぼちぼち歩いていると、通りすがりのドライバーに小さくクラクションを鳴らされました。
車を徐行させ、ドライバーのおじさんが何か言いたげに窓を開けてこちらを見ています。
行きにも同じようなことがありました。
どういうことなのか全く分かりません。
そして通り過ぎて行きました。
私は通り過ぎた車に手を振りました。
サイドミラー越しに手を振る私を見たようで、ドライバーはこちらを見ることなく窓から出した手を振ってくれました。
それがちょっとカッコよかったです。
しかし、何が言いたかったのでしょうか?
こんなところを歩く人は珍しいということでしょうか?
「こんなところ歩いてないで、乗せてってやるよ!」ってことなのかもしれないとも思うのですが、さっきの車はゴミ収集車でした!
さすがにゴミ収集車に乗ってけよってことはないですよね…?
12時
フィルフラ島が見える絶景の道路を歩いてブルーグロットボート乗り場付近に戻ってきました。
google mapで評価が高いALKA Mediterraneanというレストランで食べようと思ったのですが、予約の人しか受け付けていなかったため、別のレストランにしました。
今日のランチはこちらのシーフードレストランです!
Coast @ Cassarini Restaurant
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中に入るとレジでお客さんと店員さんが話しているだけで、他に誰もお客がいません。
といいますか、席がないです。
外の看板にもありましたが、ルーフテラスに上がる必要がありそうです。
なかなかレジでの会話が終わらず、どうしたら良いのかおどおどしていると、料理中の店主っぽい人が奥からやってきました。
店主っぽい人「何かお困りですか?」
かお「ここで食べたいんですけど…」
店主っぽい人「もちろん大丈夫ですよ!3階のテラス席に上がってください!」
上の階までは勝手に上がって良かったようです。
ちなみにエレベータもあります。
かなり大きなレストランのようですが、テラス席のある階までの途中の階はテーブルの上に椅子があげられていて、使用できないようになっていました。
コロナ前は人がたくさん来ていたお店だったのでしょうか?
ルーフテラスに着くと先客は一組だけで、席は十分に空いていました。
ここにはスタッフが若い女性1人だけいました。
好きな席に座っていいそうですが、海側の席でなく、日陰になっている席を選択しました。
メニューをもらいました。
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魅力的なシーフード料理やマルタ料理がいろいろあります!
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”Daily fresh fish”というのがあると、女性スタッフが説明してくれました。
説明がなかなか聞き取れなかったのですが、魚料理が2つとエビ料理ともう1つあったのですが忘れました。
マルタのシーフードレストランはだいたい”本日の魚 : Fish of the day”というのがあり、採れたての魚を好みに合わせて調理してくれます。
本日の魚はシーバス(sea bass)とフラットフィッシュ?と言っていました。
フラットフィッシュとはなんでしょうか?…ヒラメ?
女性スタッフが本日のシーバス料理はかなり美味しいというので、シーバスにしました!
焼き魚楽しみです。
料理が来るまで、今日買った神殿のチケットを見て、遠くにある神殿がどんなものなのか調べました。
タルシーン神殿という神殿でここからバスで1時間近くかかる場所にあるようです。
今日はもう疲れたので、行くのは無理です。
明日以降も行くかどうか迷いますが、せっかくチケットがあるわけですから、行けたら行きたいですね。
ガイドブックを見ながらいろいろ考えていると、本日の魚料理が運ばれてきました!
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美味しそうです!
そもそもシーバスという魚が何か分かっていませんが、美味しそうです!
※シーバスはスズキだそうです。
そして、景色も最高なんです!
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フィルフラ島がばっちり見えるレストランなんです!
レモンをかけていただきます!
めちゃめちゃ美味しいです!
塩味がちょっと足りないですが、魚自体が美味しいですし、調理方法も理想的な感じです。
塩をもらえば良かったのですが、面倒だったのでこのまま食べました。
付け合わせのポテトも変わった形で美味しかったです。
最初は他にも注文するべきなのか悩んだのですが、これだけでかなりお腹いっぱいになったので、他に頼まなくて良かったです。
パンが3つあったのですが、お腹がいっぱいで1つしか食べられませんでした。
食事を終えてお会計です。
スパークリングウォーター 3€
本日の魚料理 25.5€
合計 28.5€(3876円)
えっ!!!
高い!!!
そういえば値段を聞いていなかったです!
まさか高級レストランだったのかとびっくりしたのですが、本日の魚料理はどのお店でも時価で高いようです。
心構えをしていなかったので面食らった感じになりました。
これまで経験した中で1番豪華なおひとりさまランチとなったのでした。
帰りはもう歩きたくなかったので、近くのバス停Grottoからバスに乗り家まで帰りました。
短期の旅行だと、1日でもっといろいろ観光地を周ると思いますが、長期旅行は疲れたら早めに帰れるのはいいですね。
明日は日曜日です。
どこに行こうか調べていて分かったのが、マルタでは教会などの観光地やレストランが日曜日はほとんど閉まっているということです!
これは予想外です。
急遽日曜日でも開いている観光地とレストラン探しをしました。
タルシーン神殿は日曜日も開いていますが、そのすぐ近くにまたも神殿があり、どうせなら一緒に行こうと思ったのですが、その神殿はまさかの予約制で明日の予約は取れませんでした。
それなら、明日はポパイビレッジに行こうか、しかし、ポパイビレッジの近くのメリーハという場所は日曜日は閉まっているところばかりでどうしようか……。
決まらないまま寝ることになりました。
明日考えます!
その日暮らしな感じもまた粋なものです。