11. コロナ禍のマルタ留学の旅 コロナ禍の海外渡航は大丈夫?〜11日目 チルケッワダイビング①〜

08:15ホームステイ先出発
08:25マルタのダイビングショップ
ダイブワイズ
11:00マルタでダイビング
1本目 マドンナ像

2021年6月7日 月曜日

おはようございます。

今日はいよいよダイビングの日です!

ダイビングをすると決まった日からずっとハラハラドキドキしています。


1人でダイビングに行くのは初めてです!

しかも海外でなんて……国内でも不安なのに!

しかし、1人でダイビングに参加することを決意したのにはこんな事情もあります。



遡ること1週間ほど前…。

せっかくなのでダイビング行った方がいいかな…?と迷いに迷いながら、ダイビングショップを検索していました。

日本人がよく利用しているらしいダイビングショップ”ダイブワイズ”のホームページにたどり着くと…

トップページにマルタ政府のバウチャーの案内が!?

ダイビング目的の外国人観光客にマルタ政府からバウチャーの支給があるという内容です!

バウチャーはなんと100€!


ダイブワイズのファンダイビングの価格が機材等フルレンタル込みで105€なので、ほとんどタダでダイビングができてしまうことになります!

これは参った!

やるべきですね!(汗)


早速マルタ政府にバウチャーを申請しました。

申請にはマルタまでの飛行機のeチケットを添付して提出しなければならなかったです。

申請してから2日ほどで返信があり、eチケットが確認できないから再送してほしいとの連絡でした。

eチケットが日本語のものしか無かったのですが、なんとか日本語でも飛行機はアルファベット表記で理解できるのではないかと思われる別の旅程表を送りました。

こうして審査は通り、無事に100€のバウチャーをゲットしました!


そしてダイブワイズに連絡して、次の月曜日なら空いているということで参加を決めました。

予約の際に1人でのダイビング参加は初めてで緊張している旨を伝えると、ショップの代表からインストラクターが手助けするから安心して参加して大丈夫だと優しい返事をくれました。



このような感じでダイビング参加に至りました。

いよいよ今日がダイビング当日です。

いつもの朝食を済ませました。

マム「今日はダイビングに行くのよね?私はダイビングをしたことがないから、どんなに素晴らしいか想像もできないわ!きっと海の中は綺麗でしょうね!」

かお「ちょっと緊張してるけど、楽しみです!」


8時15分に家の目の前のバスに迎えにきてもらうことになっていたので、8時10分過ぎに外に出ました。

目の前の駐車場には移動販売の八百屋さんが来ていました。

マルタの住宅街ではこのような八百屋さんをよく見かけます。

なんでも1ざる1€だったりするので、結構安い気がします。



少し遅れてダイブワイズの男性スタッフが車でやってきました。

このとき車には私以外にお客さんはいませんでした。

スタッフ「今日の君のダイビングのガイドは僕がするよ!緊張しなくて大丈夫だよ!ダイビングはリラックスして楽しまないとね!」

かお「サンキュー!」

今日のガイドさんは南アフリカから来た方だそうです。


スタッフ「マルタでダイビングするは今日が初めて?」

かお「イエス!」

スタッフ「僕もだよ!」

かお「え?」

スタッフ「…冗談だよ(汗)」

私はあまり冗談が通じないと言われます。


話をしている間にすぐにダイビングショップに到着しました。

DIVEWISE

※ショップの写真は撮り忘れました。

他のお客さんがすでにショップに到着していました。

今日はお客さんは10人もいないくらいです。

オープンエアなショップで、テラス席で色々な説明やスーツのフィッティング等をします。


最初に書類に記入をしながら、説明を受けました。

なんと今日はナイトロックスを使用するというのです!

ナイトロックスとは通常よりも酸素の割合が高いタンクのことです。

これを使用するにはたしかライセンスが必要だったような気もするのですが、、、どうなのでしょうか?

私はナイトロックスのライセンスは持っていませんし、使うのも初めてです!

何故かこの日は普通のタンクを使うという選択肢は無く、その場でナイトロックスに関する説明を受け、誓約書にサインするしかありませんでした。

恐らく普通のタンクとそれほど変わりは無いと思いますが、ちょっと不安です。

ナイトロックスの方が身体への負担が少ないという良いこともあるのですが…。


そして、ウェットスーツのSSサイズを渡されました。

さすがにSSは小さいと訴えて、Mサイズを要求したのですが、ダイブワイズの代表だという女性はSサイズしかくれません。

Sを着てみようとしてもキツすぎてこんなんでは泳げません。

かお「Sは私には小さすぎます!」

代表「私はSSサイズよ!あなたと私はほとんど同じ体型だから同じサイズのはずよ!」

しかし代表は小柄でめちゃめちゃスレンダーです!!

どう考えても私と同じサイズではないのです!


私が困っていると、後ろでやり取りを見ていたかなり美人のガイドさんが笑っていました。

美人ガイド「Mサイズ出してあげましょうよ(笑)」

美人ガイドさんのおかげでなんとか着れるウェットスーツをゲットできました!



貴重品はこの時ショップに預けます。

ダイビングポイントにはスマホも持っていかないよう言われました。

盗難があるとのことです。

ランチのためのお金と他にダイビングに必要なもの以外は置いていかなければなりません。


準備が整ったら2グループに分かれて、車でダイビングポイントまで移動します。

今日のダイビングはチルケッワ(Cirkewwa)という場所です。

マルタ島の最北端で、マルタ島の北にあるゴゾ島へのフェリーターミナルがある場所です。

セントジュリアンにあるダイビングショップからは車で1時間ほどかかります。

車中でおしゃべりしている間にチルケッワの港に到着です。

cirkewwa parking

すでに他のダイビングショップの車が何台か止まっています。

まず、海を見ながら今日のダイビングポイントについての説明(ブリーフィング)がありました。

1本目は浅いリーフで簡単なダイビング、2本目は深い沈没船にいきます!

初心者の人は2本目も浅瀬でダイビングも可能とのことです。

今日のガイドさんは私を迎えに来てくれた南アフリカの人と、美人の人と、あともう一人スキンヘッドでひげの厳つい感じの人の3人です。

スキンヘッドのガイド「海の中の生き物には触らないように!特に君!」

そう言って私を見てきました!

なんで私!?


スキンヘッドのガイド「大きな幼虫(※たぶんナマコ)も触っちゃだめだよ!」

私がナマコ触りそうに見えたのかな…!?

かお「…おっけー…(苦笑)」

周りのみんなは爆笑していました。



ダイビングは必ずバディと一緒に潜る必要があります。

いつもなら一緒に参加するモリ(旦那)やえーこぴー(友達)とバディを組みますが、今日は1人なので、同じく1人で来ているポーランド人の男性とバディを組むことになりました。

こんな頼りない私がバディで申し訳ない気持ちでいっぱいです。


ヨーロッパでは機材のセッティングなど全て自分でやらなければならないと聞いていたのですが、以前アイスランドでダイビングしたときはガイドさんがセッティングしてくれたので、今日はどうだろうと思っていると、他のお客さんがみんな機材を車から降ろしたり、タンクを運んだり自分でセッティングを始めました。

どうやら本当にうわさ通りヨーロッパは完全にセルフ方式のようです。

私も遅れないように準備を始めようとすると、ポーランド人のバディが私の分の機材を降ろしたり重いタンクを運んだりしてくれました!

なんと、ポーランド人のバディはものすごく親切なジェントルマンだったのです!


セッティングを始めましたが、これまで見た事ない形の接続部だったりで、結局ガイドさんに手伝ってもらうことに…(汗)

今日のお客さんは私以外はみんなヨーロッパから来たようで、みんなナイトロックスのライセンスを持っていることが判明しました。

海外ではナイトロックスは主流だと聞いたことがあります。

簡単に取得できるようです。

以前行ったハワイのダイビングショップでもナイトロックスのライセンス取得を推奨していましたが、その時は特に関係ないと思っていました。

しかし、実際はナイトロックスの人よりも深く潜る時間を短くしなければなりませんでした。

もしかして、ライセンスを取った方がいいのかもしれないです。


とはいえ、今日は強制的にナイトロックスです。

ガイドさんが私のダイビングコンピュータをナイトロックス用に設定を変えないといけないと言って、操作し出したのですが、やり方が分からないと返されてしまいました。

私もさっぱり分かりません。

どうしようもないので、とにかくガイドさんと水深を合わせて泳ぐよう言われました。



さて、タンクを背負い、いよいよ海に入ります!

ガイドさんにポーランド人のジェントルマンと一緒に先に海に入って待っているよう言われたので2人で先にエントリーしました。

まず階段を降ります。

最初はフィンは履かないで、ある程度深くなるまで進みます。

この浅いエリアが岩の上で滑るのと波に足を取られるので危ないです。

手摺りがあるのですが、なぜがグラグラで頼りにならないです。

ジェントルマン「ゆっくり慎重に進むんだよ。」

ポーランド人のジェントルマンが優しく手をとって、フィンを履くのも手伝ってくれます!

本当に親切なジェントルマンです!



マルタの海は冷たいと聞いていたのですが、まだ6月始めということもあり、本当に冷たいです。

水温は20℃!

でもすぐに慣れました!

実は寒さ対策で裏起毛のインナーを着ています!

Amazonで購入したのですが、ダイビングでは重宝しています。



他のお客さんやガイドがなかなか海に入ってこないので、結構な時間プカプカしながら待機しました。

ガイドが来てやっとスタートかと思ったら、最初はスキルチェックでした。

水中でマスクなどが外れてもリカバリーできるかのチェックです。

そして、とても初心者なのだと思われる女性がどうしても浮いてしまい始まるのにかなり時間がかかりました。


私はその間になんとか緊張していた気持ちを整えることができたので、落ち着いて潜水できました!


11時

1本目 マドンナ像

さて、ダイビングスタートです!

最初は浅瀬を泳ぎます。

透明度はまずまずです!

マルタは魚が少ないと聞いていましたが、、、ほんとに少ない感じがします!

いることにはいるのですけどね。

サンゴは無いみたいです。

苔のようなふわふわしたところを進みます。

深場に出ると細かい魚がたくさんいます。

ガイドさんが私に写真を撮るよう促しました。

水深18mあたりにマリア像がありました!

分かりにくいのですが、下の写真です。
※フラッシュ焚くべきでした…。

今日のお客さんはカメラを持っている人が少ないです。

私の他にジェントルマンがGoPro を持っているくらいです。



海の中に草が生えています。

なんとこの草、ポシドニア・オセアニカ(Posidonia oceanica)という世界最古の植物なんです!

地中海の水が綺麗なところに生息していて、寿命は最大で20万歳らしいです!

そう聞くとすごく価値のある草に感じます。

海の中に緑色の草が生えているのは結構好きです。

日本では見たことないです。


小さなトンネルを発見です。


小さいので、トンネルを1人ずつ通ります。

トンネルを抜けると緑の草原です。

実際、それほど見どころのないダイビングです。

大きめな魚はほんの少ししかいませんし、ほとんどが地味な小さい魚ばかりです。

途中、タンクを1人2個ずつ持ったグループがいました。

タンクが2個必要なほど遠くまで行っていたのでしょうか?

ここには他にもいくつがダイブポイントがあるようです。

浅場での海と青と苔?の黄色のコントラストがきれいですね。

これにて1本目のダイビングは終了です。

ナイトロックスの場合、次のダイビングまでの休息時間は短くて良いらしいので、わずかな時間のランチタイムを挟んで2本目です!

私としては早く終了できるのはうれしいです。



次はいよいよ人気の沈船ポイントです!

1本目が怖くなくて余裕だったので、2本目が楽しみになってきました!


~11日目②~につづく…。


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