2019年12月30日
~3日目①~からのつづきです。
ヒマラヤトレッキングの初日です。
今日の目的地のウレリに到着しました。

ウレリの村に入りましたが、さらに登ります。
私たちの宿泊先はもっと上の方みたいです。
ニワトリが見ています。

まだ着かないのでしょうか…
毛虫も発見。

雪山が見えてきました!


ここまでトレッキング中はほとんど雪山が見れなかったので、
やっと見えてきた…
という感じです。
そして、…ついに着きました。
今日の宿です。
村の中でも一番高いところにあるロッジです。
このとき、13時過ぎです。

結構立派な?宿です…
3階建てです。
私たちの部屋は3階の角部屋です。
3階の部屋の中で、唯一ベランダが付いている部屋です。

ほとんどの部屋はシャワーもトイレもないのですが、
私たちの部屋には付いていました。
この宿で一番いい部屋でした!!

この部屋、ベランダからきれいな景色を眺めることができます。
本当かは分かりませんが、
JBの計らいらしいです。
たぶん早い者勝ちだったのだと思います…
しかし、かなり簡素な部屋です…
狭い部屋に、シングルベッドが2台あるだけで、
ほかにスペースがほぼ無いです。
とりあえず荷物を置いて、ランチにします。
なんと、今日の昼食、夕食、明日の朝食、
全てこの宿です。
まさかランチ前に宿に着くとは思わなかったです。
調理場が外にあり、そこで注文します。
好きなものを食べていいようです。
これもトレッキング料金に入っています。
メニューはいろいろありました。
私はスプリングロール(春巻き)を注文しました。
JB 「調理には時間がかかるから、部屋で休憩してていいよ。他の宿泊客が来たら、お湯が出なくなるから、今のうちにシャワーを浴びた方がいいらしいよ。」
かお 「……え?そうなの?…お湯が出なくなるのはまずい。だけど、調理が終わるまでにシャワーを済ませる自信ないな。」
モリ 「俺は5分で浴びれるわ。」
ランチ前にシャワーを浴びることにしました。
部屋に戻り、急いでシャワーを浴びます。
シャワーを出しました。
ひゃあ!冷たいっ!!!
完全な水というわけではないのですが、
浴びれない程には冷たいです!!!
これがお湯出てるってレベルなのか!?
これは辛い(泣)
仕方ないので、腰の高さくらいに蛇口があったので、シャワーでなく、蛇口に切り替え、
なるべく水の出口に近づくことにしました。
水の出口から自分の体に当たるまでの距離が長いと、より冷めたくなってしまうことに気が付いたのです。
手足を片方ずつ洗って…
髪の毛を気合で洗いました。
ガクガクしながら、シャワーを出て、
当然ドライヤーもありません。
というかタオルもありません。
たまたま持ってきていたフェイスタオルが役に立ちました!
Mr.Happyの持ち物リストにタオルがあったような気がしますが、
まさか、シャワー用とは気づかなかったです。
髪の毛は濡れたままですが、ランチに向かいました。
すると、外の食事エリアには人がいっぱいになっていました。
20人くらいの団体客のようです。
宿のスタッフがみんなに食事を運んでいます。
見間違いかな?
って思ったのですが、
キムチとビビンバでした。
……おいしそう!そんなのメニューになかったけど!?
韓国からの団体客のようです。
ここまできて、特別メニューのビビンバを食べるとは……
はて?私たちのランチは?
JBが宿に人に何やら聞いています。
JB 「ここは人がいっぱいだから、屋上で食べていいって!」
かお 「わーい!」
屋上とか大好きです。
屋上に登りました。
誰かの服が干してありました。
JBが野ざらしになっていたテーブルを引っ張ってきました。
ものすごく汚れています…。
JBがその辺に落ちてた布を持ってきてテーブルを拭きました。
まだまだ汚れています。
というか、そもそも布も汚れています。
きれいになるわけがないのです。
あまり考えないようにして、そのテーブルで食べることにしました。
(椅子は屋内から持ってきてくてました。)
結構待ちました。
私たちがシャワーを浴びている間に調理していたわけではなさそうです。

やっとランチが来ました。
(なぜか写真撮り忘れていました。)
JBが運んできてくれました。
春巻き頼んだはずだったんですが、
エンパナーダみたいなものがきました…
全く春巻きではなかったのですが、
まあまあ美味しかったです。
食後にミルクティーを飲んでいると、
食事中は見当たらなかったJBがフルーツ盛り合わせを持ってきてくれました。
切ったリンゴやバナナやザクロなどがきれいに並べてありました。
(これもなぜか写真撮り忘れていました。)
JBが作ってきてくれたようです。
JBは私たちに至れり尽くせりなのです。

食後のデザートも食べて、
まだ14時半過ぎです。
これからどうしよう…
と思っていたら、
JB 「UNOをやろう!」
かお&モリ 「UNO!?」
かお 「ここでUNO!?」
JB 「UNOをやろう!持ってきてるから!」
かお 「あまりに久しぶり過ぎて、ルール覚えてないんだけど…」
もう10年以上はやってません。
JB 「大丈夫だよ!教えるから!」
モリ 「それ楽しいかな~?(日本語)」
JBがルールを教えてくれます。
少しずつ思い出しました。
順番に手札を出せるときは場に出して…
自分の手札がなくなったら、勝ち…
世界中で親しまれているゲームなんですね。
JBが手札を配り、UNOスタートです。
ルールを思い出しながら、順調に進めていきます。
ついに、JBが最後のカード1枚になりました。
そして、JBが最後の一枚を出したのです。
最後のカードなのに、出せるんだ!?
ってJBのカード…!

どんなときでも出せるやつじゃん!!(笑)
かお 「こういうカードを最後に出すのはダメじゃなかったっけ!?(日本語)」
モリ 「……ん~」
かお 「それありなの~!?(日本語)」
JBはしてやったり顔です…。(笑)
JB 「もう一回やろう!」
かお&モリ 「お、OK…」
日本では?特殊カードであがるのって、ダメでしたよね??
なんだかモヤっとしたのですが、
自分もJBと同じやり方でやることにしました。
これがネパールルールなんですね。
※後日知ったのですが、公式ルールでも特殊カードであがるのはOKだそうです。(笑)
4回戦ほどやって、
JB 「もう1回やる!?」
モリ 「いや、もういいや。」
モリはすっかり飽きています。
JB 「じゃあ、また明日やろう!」
かお 「…お、OK」
モリ 「もういいだろ。(日本語)」
この日以降、何度かUNOに誘われますが、
適当にはぐらかすことになるのでした。
一旦部屋に戻りますが、
まだまだ時間があります。
明日の朝までここにずっといると思うと、長すぎます。
モリは今日のトレッキングは短すぎて、足りなかったようです。
もっと歩きたいということで、ちょっと近所を散策しました。

結局ニワトリ見たり…

戻ってきて、
景色を見ながら、ぼ~としてました。


ネットも繋がらないし、暇です。
一旦、部屋の寝心地を確かめてみることにしました。
ベッドがめちゃくちゃ硬いです。
その上に寝袋を敷き、寒いので、さらに掛布団をかけます。

寝てみたのですが、全く落ち着かないです。
身動きとれません…
眠れそうにありません…
モリはすでにグーグー寝ていました。
……
一睡もできないまま、2時間くらい経ちました。
これは辛い…
私は寝袋が初めてだからかな?
全く眠れないのです。
そもそも、枕変わると眠れない方です…。
そろそろ夕飯なので、モリを起こしました。
18時半 夕飯です。
もうだいぶ暗くなっています。
夜はかなり寒いので、夕食会場は室内でした。
結構薄暗い空間です。
すでに他の宿泊客は食事を始めていました。
適当に席に着いて、待っていると、JBがやってきました。
あいさつをして、またどこかに行ってしまいました。
30分くらい待ったところで、夕食を運んできてくれました。
注文したのは、
ネパールおなじみのモモ(チベット風ぎょうざ)と、

なぞのスペシャルヌードルです。

チーズと卵が入った、インスタント麺って感じでした。
どちらも、まぁまぁでした。

他の宿泊客の人はみんな、ネパールの国民食 ”ダルバード” を食べていました。
ダルバードとはネパールのカレー定食のことです。
※ネパール語で ダル=豆、 バード=米 なので、正確にはカレー定食ではないかもしれませんが…
わたしたちは、
なんとなく、辛かったりして、おなか壊さないか心配で、トレッキング中はカレー類を食べることを躊躇していました。
なので、まだダルバードも体験していません。
でも、みんな食べてるし、ここはダルバードを食べるのが正解なのでは?
と思い始めました。
そして、明日以降、積極的にダルバードにチャレンジしていこうと決めました。
部屋に戻り、あとは明日の朝まで寝るだけです。
やはり、わたしだけ眠れない長い夜を過ごすことになるのでした。
さて、今日の万歩計はこんな感じでした。

思ったより?歩数は多くないですね…
でも上った階数が多い!
上りばっかでしたからね……
明日は次の目的地ゴレパニ目指します!