12月31日

大晦日です。

ウレリ(2200m)で朝を迎えます。


長い、長い、夜がやっと終わりました。
ほとんど寝れなかったような……



モリが起きました。

モリ　「…あれ？もう起きてるの？
　　あ～、よく寝たわ～」

かお　「………」


全然疲れ取れてないです。
でも、筋肉痛は無いようです。



ベランダから景色を眺めます。

朝日に照らされた山が赤っぽくなっています。

外に出てみます。

朝日が眩しいです。

景色が良さそうなところを陣取って、朝食です。

私はポテトスープにしました。

なんだかカップ麺の汁みたいなものに、わずかにじゃがいものカスが入っていました…。

モリは朝からチョウミン(チベット風やきそば)です。

まずまずのお味です。

あれ？

見てる…

ご飯ほしいのかな？
でも、ご飯食べてるの私たちだけではないよね。

ここの宿のペットらしいです。



JBがやってきて、一緒に朝食を食べました。
JBはチベタンブレッドというパンを食べていました。

JB　「このパンはこの地域でよく食べられているパンなんだよ。」


チベタン＝チベットの
ですね。


JB　「食べてみる？」

かお＆モリ　「ありがとう！」

一口分ちぎっていただきました。

かお　「めちゃおいしい！」

モリ　「うまいな！」


素朴な味で、ほんのり甘みがありおいしいです！

私もこれにすれば良かった～



さて、朝食が終わり、記念写真。

かお　「今日は大晦日ですね。明日はプーンヒルで初日の出ですね！」

JB　「………？今日は何日？」

かお　「12月31日だよ…？」

JB　「確かに…明日はNew Yearか。」

かお　「…？……明日は多くの人が初日の出を見るはず……」

JB　「……」（きょとん顔）


あれ？反応うすっ！


JBは初日の出であることを分かってない上に、お正月であることも認識していませんでした。


どうやらネパールのお正月は明日ではないようです…。

※ネパール政府はビクラム暦という暦を採用しているそうで、お正月は4月あたりらしいです。




ちょっと時間があったので、近くをぶらり。

馬が白い粉を舐めていました。

何の粉でしょうか？

あまりにも一生懸命舐めていました。

部屋に戻り、準備をして外に出ました。

結構長い滞在でした。
この宿ともお別れです。

8時半
いよいよ今日の目的地ゴレパニに向けて出発です！


宿の横の道を登って行きます。

早速さっきの馬です。

白い粉は舐め終わって、草を食べています。

景色を見ながら進みます。

とても歩きやすい道です。
今日は昨日よりは平坦な道が多いです。

この日から水牛を見かけるようになります。

山の向こうに雪山を見ながら進みます。

JBはいつも片手にフルーツをたくさん持って歩いています。

杖を貸してくれるのかな？
私たちは杖は使わない派です。

遠くに尖がった山フィステルが見えてきました。

この辺の宿はフィステルという名前をよく使っています。

水牛がいます。
ネパール人はヒンドゥー教の方が多いので、牛が食べられません。
水牛はセーフらしいです…

水たまりが凍っています。

景色が見えなくなり、森の中を進みます。

雪も残っていて涼しいですが、登っているので暑いです。

川が現れました！

度々、ポーターさんがすごい速さで私たちを抜き去っていきます。
すごいです。

特に中国や韓国からの団体のお客さんが多いのですが、
荷物はポーターさんに運んでもらっている方が多いです。

ヨーロッパからの方も結構見かけます。

なんだか日本人は少ないです…


実はJBもかつてはポーターをやっていたそうです！

英語を勉強してガイドになったとか…

今は中国語を勉強中だそうです。

すごいです……



滝を発見！

川にはカラフルな旗が掛けてあります。
チベット仏教のタルチョというものです。

カラフルな旗にはお経が書いてあります。
そして、旗の色にはそれぞれ意味があります。

黄色は地
緑色は水
赤色は火
白色は風
青色は空

以前ブータンに行ったときに習いました。

この旗が風になびく度に、お経を唱えるのと同じ効果があるらしいです！
カラフルできれいなので、私はとても好きです。

ネパール人の多く（約8割）はヒンドゥー教ですが、
チベット仏教の人も結構います。
混在している感じです。


野良犬でしょうか？

Nangge Thanti(2430m)

とても疲れたので、ここでカフェ休憩を願い出るのでした。


次回、4日目②につづきます。